アディダス アディゼロ タクミセン 9(10)の逆襲 ピッチ型ランナーへおススメの一足【PR】

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大阪国際女子マラソンと大阪マラソン2024でTAKUMISEN9着用選手が躍動!

いきなりアシックスのシューズの話題になりますが…

大阪国際女子マラソンでは、前田穂南選手(天満屋)がアシックス メタスピードスカイ+で女子マラソン日本記録を19年ぶりに更新!

メタスピードスカイ+は私も所有していますが、本当に素晴らしいシューズです。

ヴェイパーフライネクスト%2以上の推進力を感じられることと、ミッドソールがナイキのZoomXと比較して少し硬めなので、アルファフライ程ではないものの推進力の強烈さは凄いです。

3万円以内で買える点と、耐久性の高さもナイキ製品と比較して高評価に値します。

メタスピード系も大好きな一足なのでついつい、本題からずれました…

ごめんなさい。

前田穂南選手と同じくらい凄いと個人的に感じた選手は、ペースメーカーを務めた新谷仁美選手(積水化学・TWOLAPS)です。

ペースメーカーとして完璧だと感じました。

前田穂南選手が先行した際も、設定ペースを守るという点で仕事をきっちりこなされていました。

しかも、30kmまでかなり余裕を感じるあの走りに、東京マラソン2024でどのような走りをするか期待が膨らみます。

ペースメーカーの役割で最重要な役割は以下だと考えます。

・設定されたペース通りに走り続ける事

もう一つの役割としては…

・選手の前で先導することで風除けの役割と果たす。

前田穂南選手が先行したことで、前田穂南選手の風除けとしての役割は出来ませんでしたが、それは前田穂南選手選手が日本記録更新を目指してペースメーカー以上のハイペースでスパートをかけたので、ペースメーカーを先行しました。

新谷仁美選手はペースメーカーとして、一番重要である設定されたペースで走り続ける事なので、十分な役割を果たされています。

またまた、ペースメーカーとしての役割に関する話題をしちゃいました。

話が脱線して申し訳ございません…

新谷仁美選手はクイーンズ駅伝や大阪国際女子マラソンで着用されていたシューズはアディダス アディゼロ タクミセン9でした!

東京マラソンでは、どのようなシューズを選ぶかが楽しみです。

オレンジのタクミセン9素敵ですね!

大阪マラソン2024優勝された平林清澄(きよと)選手(國學院大學)着用シューズもタクミセン9でした!

2時間6分18秒は、初マラソン日本記録と日本学生マラソン日本記録を塗り替える快挙です!

さらに彼は大学3年生!!

伸びしろしか感じません。

性格もマラソンランナー向きだと感じています。

やった~!という雄たけびがカッコよかった!

身長:166センチ、体重:44kgと推進力を活かすシューズは体格的にも合わないのだと感じました。

平林選手がタクミセンを好む理由

「タクミセン9は自分が求めているちょうど良い厚さ。僕は足の感覚を大事にしているので、接地する時の地面をつかむ感覚や走る時に反発に頼りすぎずに使っているところが気に入っています。足首も柔らかいので、安定性を意識して選んでいます」

納得の言葉だと思いました。

身体の線が細い選手なので、厚底の推進力に頼りすぎると感覚が狂ってくるのでしょう。

故障の原因にも繋がりますし…

厚底でもなく薄底でもない所謂中底のアディゼロ タクミセン9との相性が良い理由も理解できます。

安定性はアディオスプロ3との比較ですが、タクミセン9の方が高いです。

軽さも最新作のTAKUMI SEN10との比較ですが、カタログ値で17グラム軽いのですよね…

比較に関しては、私のレビュー記事を過去に書いています。

新谷仁美選手と平林清澄選手の共通点

両選手ともに、ピッチ型であることが分かります。

ピッチ型ランナーの場合は、推進力が強めのシューズの特性と相性が良いとはいえません。

推進力が強めのシューズは、ミッドソールをしっかりと踏みつぶして、カーボンプレートとダブルのアシストを活かしてストライドを延ばすことができます。

接地時間が長めの選手は、ストライド型のシューズとの相性が良いです。

ピッチ型の選手の場合は、接地時間が短くなるので、軽くてミッドソール自体の反発力が高いシューズとの相性が良いです。

以前にも書きましたが、ランナータイプ別おススメするミッドソールの硬質は以下の通りです。
・ストライド型 = 柔らかめがおススメです
 → ミッドソールのバウンドとカーボンプレートの推進力両方を活かす走りができます。
・ピッチ型 = 硬めがおススメです。

 → 硬式ボールのような反発性が高いミッドソールの方がピッチを上げやすくなります。
 

ストライド型で使用するミッドソールが軟式ボールだったら、反発が弱めじゃないかと思われるかもしれません。

しかし、カーボンプレートをしならせてから両方の助力を活かす必要がある点でミッドソールを柔らかめにする必要があります。

しっかりカーボンをしならせて、推進力を得る意味でも強く踏み込む必要があるという訳です。

一方でピッチ型の場合は、硬式ボールのような硬めのミッドソールは反発性が高いので、接地時間を短くすることができます。

プレートからの助力をストライド型と比較して必要としません。

実際にタクミセン9に採用されているエナジーロッドは、ヴェイパーフライネクスト%3と比較して、屈曲性は低め(しなりやすい)です。

次の一歩を速く進めるためにも、接地時間が短くなる反発性の高いシューズの方がピッチ型にはメリットがあるということです。

さらに軽量であることがピッチ型の特徴に合うのです。

ピッチ型のランナータイプの人は、タクミセン9のような反発性と軽量性が高いシューズが向いています。

理由は、自分自身がピッチ型ランナータイプであるからこそ感じる点もあります。

一般市民ランナーのピッチ指標は、中強度練習の歩数で175spmが目安

中強度の練習で175spm(1分で175歩)以上であれば、ピッチ型で良いと思います。

ちなみにエリートランナーであれば、ストライド型でも本番で200spmは当たり前です。

私がサブスリー記録時は195spm ストライドが1.22mでした。

身長167cmですので、平林選手とほぼ同じですね。

私のランナータイプは、ややピッチよりだと自覚しています。

まとめ

今回は「アディダス アディゼロ タクミセン 9(10)の逆襲 ピッチ型ランナーへおススメの一足」という記事を書きました。

具体的な内容は以下の通りです。

①.ピッチ型ランナーがタクミセンを好む理由
 ・軽量であること
 ・推進力が過剰でない事
 ・安定性が高い
 ・接地が分かりやすい

②.新谷仁美選手と平林清澄選手の共通点
 ・ピッチ型ランナーであること

③.ランナータイプ(ピッチ型・ストライド型)の見極め方。
 ・中強度の練習で、ピッチ数175spmで判断すると良いでしょう。
※身長や走り方や持ちタイムなどでも算出方法は変わるので目安です。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

名前:るっく
年齢:50代
職業:会社員(SE)
ラン以外の趣味:ロードバイク・資産運用・節約
PB(フル) 2時間57分(2016年板橋Cityマラソン)
PB(ハーフ)1時間21分(2016年新宿ハーフマラソン)
ランニングシューズやグッズ、ロードバイク用品などなんでも忖度なしでレビュー記事を書きます。
レンタルでも構いませんので、提供していただけると嬉しいです。
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