東京マラソンは、日本で開催されるランナーの祭典!
私も5回出場していますが、東京マラソンはお祭りです。
他のマラソン大会と比較しても特別なものを感じます。
お祭りだと感じる理由は以下の通りです。
・沿道観戦者が多い(途切れない)
・東京の主要道路を封鎖して開催されるので、街中を堂々と走れる!
・参加人数が多いので気持ちが盛り上がる!
・都庁 → 浅草 → 銀座 → 増上寺 → 東京駅と東京の観光名所を巡れる!
・私設エイドが豊富で応援が温かい。
・救護所では、一生懸命マッサージや支援をしてくれる。
・DNFでも専用バスでゴール地点まで行ける。(あまり使いたくはないが…)
他にも色々と魅力はありますので、ほんの一例です。
昨年参加した際には、施設エイドの皆さんにはお世話になりました。
キャンディーやコーラ美味しかったです。
ランナーや沿道観戦者にマナーが悪い人がいるのも事実…
話題になるのは、スタート地点の立ちションが多い…
昨年参加した2023でも、大勢の方が立ちションしてました。
2024でトイレの数を増やしたようですが、対策にはならないでしょう。
立ちションの理由は、トイレ後の「並びなおし+最後尾になるのを避けたい」というランナーの身勝手な心理なのです…
せっかく並んだのにトイレで最後尾は納得いかないのでしょう…
だから、立ちションとなるわけです。
参加者が多いので、並び直し理解するように主催側がもっと周知すべきだし、待ち時間を短くする工夫も必要かと…
1時間以上並ぶと身体の芯まで冷えます。
トイレに行く心理も理解できなくはありませんが、だからってして良いわけではありません!
私はタイムを犠牲にしてもトイレまで我慢します。
↑それが当たり前!
沿道にもマナーの悪い人はいる!
・自分達が目立ちたいという精神でしょうけど、沿道でランナーと伴走しだす人
・規制線より前にせり出して応援をする人
・被り物や幟で他の観戦者の邪魔をする人(本人たちはそれに気付いていない。)
沿道を走る行為は、歩道がそうでなくても狭くなっているので、他の歩行者と衝突する可能性があるので危険です。
他の観戦者の邪魔をする行為に関しては…
確かに応援したい気持ちは分かるし、ランナーから気付いてもらえる工夫だと言えばそうですが…
だけど、周りにも見ている人がいるわけだし邪魔をしていいわけではありません。
仲間を応援したい気持ちはよく分かりますが、周りに対してもう少し配慮があっても良いかなと感じます。
皆で気持ちよく応援できるのが一番ですね。
参加者が多い大会なので良い意味でも悪い意味でも目立つ大会ではあります。
これらは毎回参加して感じる事なので、改善は難しいと思いますが…
気象条件は、気温は低かったけど快晴で走っているランナーにはきついコンディションでした。
一週間前の大阪マラソンでは雨でした。
雨よりは晴れの方が勿論良いけど、快晴だと体力を奪うには充分でした。
エリートランナーの皆さんにとって、難しいレース展開でした。
・気象条件が思ったよりきつかった
・ペースメーカーが機能していなかったこと(遅かった・離脱したペースメーカー多数)
・MGCファイナルチャレンジ最終レースという事もあり、焦ってメンタルを乱す選手が多かった。
まずは、ペースメーカーが機能していなかった点についてです。
中盤からペースが落ち着かず、ペースメイクに苦しむ結果となりました。
鈴木健吾選手(富士通)がペースメーカーの遅さから、自らが前に出たりと奮闘する場面も見られました。
鈴木選手以外にも、服部勇馬選手(トヨタ自動車)が前に出たりと焦りや動揺をの表情が見られました。
女子でも新谷仁美選手(積水化学・TWOLAPS)が中盤以降に噛み合ってない走りをしているように見えました。
次にあげるのは、ファイナルチャレンジ最終レースだったという点でも選手たちにはプレッシャーがあった事でしょう。
1週間前に開催された大阪マラソン2024で優勝した平林清澄選手(國學院大學)がのびのびと走れたのは、プレッシャーがほとんどなかったことでしょう。
学生で初レース、MGCも関係なしで注目度も学生レースと比較したら低いので、のびのびできたと思います。
次のレースでも同じ走りができれば本物ですね!
皆さん、パリオリンピック出場権を目指して攻めた結果ですから、もっとプレッシャーが無いところだったら違った展開だったかもしれません。
ランナー同士で牽制しあうよりは、攻めたレースだったと個人的には感じています。
今後に楽しみな選手もいました。
西山雄介選手(トヨタ自動車)は転倒がありながら、日本人1位で完走されていました。
喜びのないゴールシーンでしたが、なんとか2時間5分50秒切りを最後まで目指す走りは鬼気迫るものがありました。
其田健也選手(JR東日本)も粘りの走りを見せてくれました。
個人的には、推しの細谷恭平選手(黒崎播磨)が、粘りの走りで其田健也選手ととぼ同着の日本人3位でゴールされたのが印象的でした。
中盤あたりからは苦しそうな表情で、集団から離されそうになったりもしました。
しかし、彼の持ち味である粘り強さが表れてセカンドベストでのゴールでした。
本人としては悔しいでしょうけど、次は世界陸上を目指して頑張って欲しいです。
横田俊吾選手(JR東日本)も最後まで力強い走りで印象的でした。
新谷仁美選手の悔しさがにじみ出てる完走シーンも印象的でした。
彼らの今後は楽しみです。
パリオリンピック男子マラソン日本代表選手選考レースは終わりました
大迫傑選手(ナイキ・GMO)にパリオリンピックマラソン日本代表は内定しました。
ボストンマラソンに出場されるので、調整レースとしての参加となるのでしょうか。
東京オリンピック後に引退されているので、オリンピックにはそこまでのモチベーションが無いのか分かりません。
なので、個人的には出場してくれると感じています。
レースを動かせる選手=強い選手ですからね。
川内優輝選手にはその度胸があるので!
まとめ
東京マラソン2024現地観戦してきました。
私は序盤に現地観戦してきましたが、場所が悪かったせいか応援しにくいポジションでした。
目立つために幟や被り物をすると、他の沿道観戦者に迷惑になるという事を知って欲しいです。
特に沿道応援が多い東京マラソンだからこそ邪魔でした。
エリートランナー通過後にTV観戦に切り替えましたが、見ごたえがあるレース展開でした。
しかし、快晴とプレッシャーがエリートランナーを苦しめるレースでしたね。
選手の皆さんお疲れさまでした。
悔しい気持ちでいっぱいだと思いますが、切り替えて頑張っていただきたいです。
また、運営の皆さんも大変だったことでしょう。
参加者が多い大会だからこそ、悪い意味で目立つ部分もあるかと思います。
昨年参加した時にフルマラソンには区切りをつけたつもりでしたが、またフルマラソン出てみたい気持ちになりました。
出るからにはきっちり練習しなければ…
今は家庭を優先したいので練習に打ち込めていませんがいつかまた…
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。