ナイキ アルファフライ3を着用してみた【レビュー・PR】

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品薄で手に入らないシンデレラシューズ

過去にアルファフライ3に関する記事を公開しています。

2024年1月4日発売以降、ナイキお得意の品薄商法でなかなか手に入りにくい状態でした。

なかなか着用する機会に恵まれませんでしたが、新宿のアルペン本店に立ち寄った際に25.5cmが展示されていたので、試着してきました!

アルファフライ3のサイズ感について

参考に管理人が着用しているランニングシューズのサイズを書いておきます。
・ナイキ ヴェイパーフライネクスト%2 26.0cm
・ナイキ ヴェイパーフライネクスト%3 25.5cm
・アシックス メタスピードスカイ 25.5cm
・アディダス アディオスプロ 25.0cm
・サッカニーエンドルフィンプロ 25.5cm
・ニューバランススーパーコンプエリートV4 26.0cm

アルファフライ3では25.5cmがジャストフィットでした。
ヴェイパーフライネクスト%3と同じサイズ感でした。

アルファフライ3のミッドソールについて

ZoomX+カーボンプレート+エア ズーム ポッドが採用されています。

感触は、これまでよりわずかに硬くなったように感じますが、ヴェイパーフライネクスト%3と比較すれば柔らかめです。

前足部の厚みがヴェイパーフライネクスト%3より厚みがある点と、カーボンプレートの屈曲性が柔らかめであることを確認しました。

大迫傑選手のようなフォアフットランナーには強い味方です。

以前から思ってましたが、大迫選手もアンダープロネーションですね…
フォアフットは外側から着地とはいえ…

安定感が過去モデルと比較して圧倒的に増したと感じました。

様々なレベルのランナーに使ってもらえそうです。

ミッドソールが柔らかく推進力が高いので、ストライド型ランナーに向いていると感じました。

過去モデルでは、不安定で体幹が高くないと履きこなせませんでしたが、モデルチェンジによって改善されています。

ヴェイパーフライネクスト%3は、モデルチェンジでかなり硬く感じます。
原因:前足部の厚みが薄くなったので、フォアフット着地だと硬いと感じるのでしょう…

アルファフライ3はそこまで硬さはないので扱いやすいです。

ナイキアルファフライ3 踵部分のホールド感について

着用した感じでは特に問題は感じませんでした。

アッパー自体が薄めなので、しっかりとしたホールド感ではありませんが、不満は感じませんでした。

評価に関しては、店内を軽く走った程度なので簡易版です。

①衝撃吸収性

9.5点

過去のナイキの上位モデルと同様、ミッドソール素材のZoomXが柔らかめなので、衝撃吸収性は高いです。

②安定性

8点

初代は特に最低に近い安定性でしたので、随分と向上したなと感じました。

それでも他社製品と比較すると、安定性は低めです。

軽さを維持しつつ、安定性を向上するにはここまでが限界なのかなと感じます。

③反発性・推進力

9.8点

ADIDAS ADIZERO PRIME Xと同レベルです。

5万円以上するシューズで、エリートランナーさんが使用しているのですから、反発性と推進力はお墨付きです!

新宿アルペン本店入り口にデカデカと宣伝されてました!

プライムXの場合は厚さがエリートランナーでは規格外となりますが、アルファフライ3はそれと同等の反発性と推進力を兼ね合わせています。

しっかり沈み込んでから、爆発的な推進力を得られる点は特筆に値します。

しかも、衝撃吸収性が高いから他社のシューズで同じペースで走っても疲れにくいです。

但し、シューズに走らされている感が否めないので、ついついオーバーペースになるランナーさんも多いのではないでしょうか。

④耐久性・寿命

3点(暫定)

店舗での試着の為、暫定として所有していた初代アルファフライネクスト%で評価しました。

ナイキのシューズは、どのモデルでもいえますが比較的寿命が短いです。

私のようにアンダープロネーションだと、極端に外側がすり減ってしまいます。

初代では、100kmも使わずにエアポッドに穴が開いてしまいました。

テンポネクストも120km程度でエアポッドをダメにしました。

旧モデル(ルナスパイダーやズームスピードレーサー)だと特価品は激安だったので耐久性の低さは目を瞑れましたが、高額シューズで耐久性が低いのは個人的には許容できません。

ヴェイパーフライネクスト%2はシューグーを使って延命処置をしながらでしたが、性能劣化は150kmあたりで感じました。

ミッドソール素材のZoomX自体がへたりやすい素材だと感じました。

⑤グリップ

9点

ナイキシューズのグリップの良さは素晴らしいです。

初代アルファフライでは、練習用に格下げしてからウェットコンディションでも走りましたが、抜群のグリップでした。

総合点

39.3点/50点満点

耐久性の低さが足を引っ張りました…

アルファフライ3を一言で例えるなら…

・耐久性を犠牲にしても、記録を更新したいランナー向けのシンデレラシューズ!

ナイキ製シューズは全般的に他社と比較してアウトソールが減りやすいです。

ヴェイパーフライネクスト%2は、レース用での使用を終えてからは、シューグーを使用して寿命を延ばしています。

しかし、ミッドソールのZoomXが完全にヘタってしまい、衝撃吸収性と反発性はほとんどありません。

カーボンプレートの推進力はまだ残っていますが…

初代アルファフライや似たような形状のズームテンポネクストも所有してましたが、どちらも100kmで前足部のポッドがパンクしてしまい使い物にならない状態に…

コスパも重要要素だと管理人は考えるタイプなので、高額なナイキ製品は次第に購入しなくなりました…

まとめ

細田あい選手が名古屋ウィメンズマラソンDNSはショック…

いかがでしたでしょうか。

今回はアルファフライ3を着用できたので、レビュー記事を書きました。

スペックなどは、過去記事で書いていますのでそちらをご参照ください。

アルファフライ3を簡単にまとめると…
・高額だが、自己ベスト更新を目指すランナーにピッタリな一足
・耐久性は低いが、反発性と推進力は素晴らしい一足!
・フォアフットランナーであれば、性能を100%活かせる最高の一足です。

私は購入予定はありません。

理由は、耐久性=コストが見合わないシューズだからです。

初代は所有していましたが、耐久性の低さがマイナスポイントでした。

プロランナーが一発勝負で使うシューズとしてなら良いかもしれませんが、市民ランナーで2~3回のフルマラソン分しか耐久性が無いシューズは個人的には不要です。

個人的には、メタスピードエッジパリまたはスーパーコンプエリートV4を使います。

耐久性を除けば、最高のシューズなのですけどね…

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

名前:るっく
年齢:50代
職業:会社員(SE)
ラン以外の趣味:ロードバイク・資産運用・節約
PB(フル) 2時間57分(2016年板橋Cityマラソン)
PB(ハーフ)1時間21分(2016年新宿ハーフマラソン)
ランニングシューズやグッズ、ロードバイク用品などなんでも忖度なしでレビュー記事を書きます。
レンタルでも構いませんので、提供していただけると嬉しいです。
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