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メーカーでは、走法(ピッチorストライド)で推奨するパターンが多いですが…
私はそれには異を唱えます。
私のようにフォアフットだけど、ピッチ走法の方がしっくりくるランナーもいます。
メーカー見解だとストライド走法=フォアフットと表現するようななメーカーさんがあります。
フォアフットで走っていると感じることが多々あります。
私は前足部が薄いシューズが苦手です。
マジックスピード3を履いた時にしっくりこなかった原因を自己分析しました。
先日メタスピードパリシリーズに関する記事を書いた際に、アシックスさんからの情報を見て納得しました。
・メタスピードスカイパリ → 前足部まで厚みがある。
・メタスピードエッジパリ → 前足部が薄くなっている。
この差がかなり大きいということに気付きました。
この気付きは、ブログでシューズレビューを書いてきた賜物です。
前足部が薄いシューズは、ミッドフット&踵着地ランナーに有利!
マジックスピード3でミッドフットにしてみた時に、なるほどと感じたのですが、着地時に重心が前に行くのでその際には反発を得やすいと感じました。
前足部が薄めのシューズは、普通に立っているだけで重心が前に出やすいのが特徴です。
通常ミッドフットで着地すると骨盤がフラットになるのですが、前足部が薄いと骨盤が前傾した状態になるので次の一歩が出しやすくなります。
なので、ピッチを上げやすいという構造となるのだという事が分かりました。
踵着地でも同様なのですが、前足部が薄い方が骨盤が前傾しやすいのでその推進力を得やすいという結論です。
前足部が薄いシューズは、私が履いた中では…
【ADIDAS】
スーパーノヴァライズ
【ニューバランス】
フューエルセルスーパーコンプエリートV3(前モデル)
【アシックス】
メタスピードエッジ
マジックスピード3
初代マジックスピード
【ナイキ】
ヴェイパーフライネクスト%3
【HOKA】
CIELO X1
フォアフットランナーは、前足部が厚めのシューズを選ぼう!
自分は着地時は親指の母指球あたりで着地をして、親指で蹴り出すようにイメージしながら走っています。
※実際は極度のアンダープロネーションなので、大迫傑選手のような外側着地に見えてしまうのでしょうけど…
前足部が薄いシューズは、フォアフットランナーの場合、着地時に反発も推進力も少なくなってしまいます。
すでに骨盤が前傾している事と、薄い場所で着地をした場合にミッドソールからの恩恵が受けられません。
ニューバランスの最新型エリートシューズであるフューエルセル スーパーコンプエリートV4が気に入ったのは、前足部のボリュームがかなり多い事です。
着用してみて、弾むような走りができてしっくりしたので、それが不思議だったのですが、自分なりに考えてみると前足部の厚みによる恩恵を受けていたのだと気付きました。
前足部が厚みを感じるシューズは、私が履いた中では…
【ADIDAS】
ADIZERO SL
ADIZERO BOSTON12
ADIZERO PRIME X(初代)PRIME X2 STRUNG
ADIZERO ADIOSPRO 3
【ニューバランス】
フューエルセル スーパーコンプエリート V4(最新モデル)
フューエルセル プロペルV4
【アシックス】
ノヴァブラスト4
スーパーブラスト
メタスピードスカイ(+含む)
【ナイキ】
初代ヴェイパーフライ フライニット
ヴェイパーフライネクスト%2(旧型)
初代アルファフライ
アルファフライ3
【PUMA】
ディヴィエイトニトロ
フォアフットランナーが前足部が薄いシューズを履くと…
・着地時に薄さを感じる
・反発や推進力の恩恵が得られない
・衝撃吸収されずに疲れる。
・衝撃吸収されず故障の原因となりやすい。
自分はピッチ系だからとフォアフットランナーがピッチ系シューズを選ぶとこのような失敗をするはずです。
実体験を基に感じた失敗なので、ほぼ間違いないと思います。
ミッドフット(ヒールストライク)ランナーが前足部が厚いシューズを履くと
・着地時に骨盤が前傾せず、ピッチを上げにくい
・接地時間を短くできない
ミッドフットランナーの場合は、骨盤を前傾するアシストを得るシューズの方がピッタリのはずです。
前足部が厚いと前傾しにくくなることから、前に進みにくく接地時間が長くなるので向きません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「シューズ選びはランニングフォームで選ぶのがベスト!」という内容で記事にしてみました。
本ブログで色々なシューズのレビュー記事を書いている間に自分にとって進みにくいシューズがあることが分かりました。
特にエリートモデルでは、旧モデルですがフューエルセルスーパーコンプエリートV3やHOKAのエリートモデル最新作の「CIELO X1」は進みにくいと感じました。
逆に最新モデルのフューエルセルスーパーコンプエリートV4だと、印象が全く逆で進みやすいのです。
設計を真逆の発想に切り替えたのでしょうね。
FUELCELL SUPERCOMP ELITE V4は、フォアフットで走る為のシューズなので、酷評意見を見ているとランニングフォームがフォアフットではないのだと思いました。
着地時にしっかりと衝撃吸収しつつ、抜群の反発を感じることができました。
私はランナータイプで例えるとピッチ系ですが、フォアフットなので前足部が厚いシューズを選びます。
個人的には2025年のレース用シューズは、FuelCell SUPERCOMP ELITE V4またはメタスピードスカイパリにする予定です。
→ メタスピードエッジパリを購入しましたが、前足部に厚みがあるように見えたので試してみたい気持ちになりました。
来シーズンに向けてADIDASから新作が出そうかなとよそうしています。
ADIZERO ADIOSPRO EVO1は、私には高額過ぎて手が出ません。
5000円お支払いするので、1km程度試着させてほしいです!
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。