※ショップで実物を着用してきましたので記事を更新しました。
PUMAの定番ランニングシューズがアップデート!
管理人は、過去に初代ディヴィエイトニトロを使用しました。
とてもお気に入りのシューズで3足ほど履きつぶしました。
カーボンプレート内蔵シューズの割には扱いやすさがとても気に入っていました。
PUMA DIVIATE NITRO ELITE 3 の特徴
↑のステップスポーツさんから出ているショート動画と過去のニトロエリートと比較して書いております。
・最新NITRO ELITEミッドソールは、大幅に柔らかくなっていた!
→ FUELCELLと互角レベルの柔らかさを感じられた。
・アッパーは旧作モノメッシュ → ULTRAWEAVEへアップデートされて軽量性と通気性が大幅に向上!
・市民ランナーには十分な反発力+軽量なのでピッチ系ランナーには特におススメ!
アプデによって価格は値上げとなりましたが、手に取ってみて大幅に性能向上を感じ取ることができました。
価格帯としては、ライバルとして挙げられるのは以下のシューズです。
比較対象①NEWBALANCE SUPERCOMP ELITE V4
比較対象②ASICS METASPEED EDGE PARIS
比較対象③ADIDAS ADIOS PRO3
他社にも競合商品がありますが、管理人が所有いる(過去所有していた)シューズを比較対象としました。
価格やスペックを他社製品と比較
本家サイトなどを参考に初代と比較したスペックシートを作成してみました。
DIVIATE NITRO ELITE 3 | SUPERCOMP ELITE V4 | METASPEED EDGE PARIS | ADIZERO ADIOS PRO3 | |
---|---|---|---|---|
定価 | 29,700円 | 29,700円 | 27,500円 | 26,400円 |
重量 | 194g(27.0cm) | 229g(27.0cm)実測219g(26.0cm) | 185g(27.5cm)実測160g(25.0cm) | 215g(27.0cm)実測191g(25.0cm) |
厚さ | かかと部分40mm、前足部32mm | かかと部分40mm、前足部36mm | かかかと部分39.5mm、前足部34.5mm | かかと部分39.5mm、前足部33mm |
ドロップ | 8mm | 4mm | ドロップ: 5mm | 6.5mm |
ミッドソール素材 | NITRO ELITE / PWRPLATE(カーボン) | FUELCELL+PEBA / EnergyARC(カーボン) | FF TURBO PLUS / カーボンプレート | LIGHTSTRIKE PRO / ENERGYROD(カーボン) |
比較結果を書いていきます。
比較結果①:重量からディヴィエイトニトロエリート3を評価
他社シューズとの比較ですが、ディヴィエイトニトロエリート3はメタスピードエッジパリに次ぐ2番目に軽量モデルという判断ができます。
194gは軽めなので、恐らくヴェイパーフライネクスト%3と互角あたりと想像しています。
この軽さは武器になりそうです!
実物を手に取ってみて感じたのが、明らかに軽いと感じたことです。
同時に前作と、エリートではないディビエイトニトロ3を手に取ってみましたが、明らかにディヴィエイトニトロエリート3は最も軽かったです。
他社製のシューズと比較しても好感触でした。
管理人は筋肉量が少ないため、軽量モデルを好みます。
比較結果②:厚さからディヴィエイトニトロエリート3を比較
かかと部分40mm、前足部32mmというスペックから見ると、厚底でドロップは強めです。
管理人が所有しているシューズの中で近似値でみると、SUPERCOMP ELITE V4が該当します。
SUPERCOMP ELITE V4はフォアフット着地でもミッドソールの厚みが残っているのでしっかりと衝撃吸収してくれる点がお気に入りです。
ディヴィエイトニトロエリート3に関しては、ドロップが強めではあるものの前足部で着地時に厚みを感じることができるので、SUPERCOMP ELITE V4と比較するとやや衝撃吸収性には劣るものの、前作からは大きくアップデートされていると感じました。
バージョンアップされたミッドソール素材であるNITRO ELITEフォームは、前置きにも書いた通り衝撃吸収性が大きく向上しております。
ステップスポーツのショート動画を見ても柔らかめの感触なのが伝わってくるはずです。
PUMAのフラッグシップモデルであるFAST-R NITRO ELITE2はディヴィエイトニトロエリート3と比較してカーボンプレートの推進力が強めなのでストライド走法向けモデルです。
ディヴィエイトニトロエリート3は、柔らかめで軽量な点で棲み分けられております。
DIVIATE NITRO ELITE 3 のサイズ感について
初代DIVIATE NITROも25.5cmと26.0cmを所有していましたので、両方着用してみました。
26.0cm 大きすぎてブカブカ状態
25.5cm ややゆったり
25.0cm ややタイト
購入するなら25.5cmかなという感じです。
サイズ選びのポイントとしては、他のPUMAのランニングシューズを所有されてた方は1~2サイズ落とした方が良いです。
参考に私が着用しているランニングシューズのサイズを書いておきます。
・プーマディヴィエイトニトロ(初代)25.5cm 26.0cm 両方所有していました。
・プーマファストアールニトロ(初代)25.5cm
・アディダス アディオスプロ 25.0cm
・アディダス ボストン12 25.0cm(ワイド)
・ナイキ ヴェイパーフライネクスト%2 26.0cm
・ナイキ ヴェイパーフライネクスト%3 25.5cm
・アシックス メタスピードスカイ 25.5cm
・サッカニーエンドルフィンプロ2 25.5cm
・ニューバランススーパーコンプエリートV4 25.5cm
・ホカ オネオネ シエロ エックス1 25.5cm
ディヴィエイトニトロエリート3プロトのミッドソールについて
NITRO ELITE / PWRPLATE(カーボン)
バージョンアップされたNITRO ELITEフォームは軽量性と衝撃吸収性が大幅に向上しました。
他社と比較すると、New BalanceのPEBAX配合のFuelCellに近いレベルで高弾性、高衝撃吸収フォームへと進化しました。
個人的には嬉しい進化です。
①衝撃吸収性
9.5点
レース用ランニングシューズの中では衝撃吸収性は高めです。
第1位 メタスピードパリ、SuperCompElite V4
第2位 Diviate Nitro Elite3、アルファフライ3、Fast-R Nitro Elite2
第3位 ヴェイパーフライネクスト%3
第4位 ADIOSPRO3、サッカニーエンドルフィンプロ
第5位 HOKA CIELO X1
比較的上位にランクインです。
②安定性
9点
安定性に関しては先代モデルと同様に高めです。
ブレる感覚はあまり感じず、中級者であれば使いこなせるレベルだと感じました。
第1位 メタスピードパリ、SuperCompElite V4
第2位 Diviate Nitro Elite3、ADIOSPRO3
第3位 ヴェイパーフライネクスト%3、サッカニーエンドルフィンプロ
第4位 HOKA CIELO X1
第5位 アルファフライ3、Fast-R Nitro Elite2
③反発性・推進力
8点
第1位 アルファフライ3、Fast-R Nitro Elite2
第2位 メタスピードパリ、ADIOSPRO3
第3位 Diviate Nitro Elite3、SuperCompElite V4
第4位 ヴェイパーフライネクスト%3、サッカニーエンドルフィンプロ
第5位 HOKA CIELO X1
中級者以上のランナーであれば使いこなせるシューズだと感じました。
反発性と推進力は過剰ではないものの、軽量さも高いことからフルマラソンのように長時間足を動かし続ける運動にとても向いているシューズだと感じました。
アルファフライ3やFAST-Rは上級者向けのレース用シューズですが、Diviate Nitro Elite3は門戸が広いので中級者レベル以上のレース用シューズとしておススメです。
④耐久性・寿命
9点
たむじょーさんの動画を拝見しましたが、400kmとのことです。
走り方によってアウトソールへの攻撃性は変わってくることから、シューグーのような補修材を使用すれば400km使えると解釈しました。
レース用シューズで400kmということは、かなりの高耐久モデルだと感じています。
エリート系のプーマのシューズは耐久性はそこまで高くない印象でしたが、少し改善されたということですね。
⑤グリップ
9点
先代モデルから感じることですが、PUMAのシューズは雨でもきっちりグリップをしてくれます。
他社と比較しても、劣る点は見当たりません。
総合点44.5点/50点満点
管理人好みのシューズへと進化したことによって評価点がかなり高めとなりました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
PUMA DIVIATE NITRO ELITE 3を着用したので記事を書きました。
・前作と比較してミッドソールとアッパー素材の変更により大きくバージョンアップされた。
→軽量化、衝撃吸収性と耐久性の向上、通気性の向上
・厚底なのにとても軽量なので、筋肉量が少なめのピッチ系ランナー向け
→ たむじょーさんは東京マラソンでディヴィエイトニトロエリート3を着用されたそうです。
FAST-Rは実業団や大学駅伝レベルと考えるとディヴィエイトニトロエリート3は中級者以上なら履けるエリートモデルという印象です。
・お値段が少し高いのがネック…
→ メタスピードエッジパリを上回っていたら買っていたかもしれませんが、個人的にはメタスピードエッジパリの方がお気に入り
管理人としては、欲しいシューズではあるけどどうしても購入したいとまではなりませんでした。
セール価格で安くなったら購入するつもりです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。