心肺機能を慣らすことの重要性を忘れていました。
ランニングする上での基本中の基本なのですけどね…
元々サブスリーレベルだっただけに、走力の低下により脳の出力と実際の走力で乖離がありました。
以前ならゆっくりと感じるペースでも現在では息切れしてしまいます。
・故障長期化に伴う練習の質量の低下
→2023年10月に足の甲を亀裂骨折した際も長期離脱を余儀なくされました。
・質量低下に伴う心肺機能の低下
・加齢による精神的モチベーション低下
・加齢による基礎代謝低下に伴う増量(デブ化)
故障はマッサージガンのお陰でほぼ完治レベルまで回復しました。
しかし、そこまでが長期間に及んだためすっかり怠慢な体になってしまいました。
これではいかんと5月あたりから軌道修正を図っていますが、なかなか思うようにいきません。
気持ちは焦るばかりで、自分ではゆっくり走っているつもりでも序盤に息が切れてしまうことが多々あります。
序盤に息を切らしてしまうと、分かる方は分かるのですが中盤以降もそれを引きづってしまいます。
理想は序盤はゆっくりとしたペースで心肺機能を慣らすことが大事です。
脳内ではゆっくり走っているはずなのに、怠慢なおデブには息苦しいペースとなっていることによるギャップを感じます。
ということで、ゆっくり走ることの重要性について記事にしていきます。
①ご自身にとってゆっくりなペースを探そう!
最近ジム通いをするようになり、トレッドミルで走るのですがご存じの通りトレッドミルは自分でスピードを調整することができます。
サブスリーの頃は、最初は時速10.5km/hからスタートして5分または10分刻みで0.5km上げていくBU走をしていました。
最終的には時速16km/hまで上げて心肺を追い込む練習をしていました。
以前は楽勝だと感じていた時速10km/hが今ではきついのです。
時速10km/hでスタートすると12分くらいで息切れしてしまいます…
走力の低下の現実をつくづく感じさせられました。
ここから私の適切なペース探しの試行錯誤が始まりました。
②さらに序盤に速度を下げて走ってみた。
時速9km/hまで速度を下げてスタートしました。
最初の15分は心肺機能を慣れさせる時間だと自分に言い聞かせて速度を上げることを控えました。
15分間時速9kmで全く息を切らさずに走ってみたところ、心肺機能も楽で足も軽かったのでここから5分刻みで0.5km/h速度を上げていきました。
③心肺機能が慣れた後は速度を上げても息が上がらない。
徐々にビルドアップしていきましたが、ほとんど息が切れません。
鬼門だった時速10km/hになっても楽に走れます。
最終的には時速12.5km/hまで上げましたが、普通にこなすことができました。
一度だけ便意があったのでトイレ休憩を3分ほど入れましたが、45分間気持ちよく走れました。
以前は信号待ちの度にゼェゼェハァハァでしたが…
慣れる前に許容以上の速度で走っていたのでしょう…
改めて心肺機能を慣らすことの大切さを実感しました。
トレッドミルだからこそ速度を可視化できるので、下げるべき速度を知ることができて一つ勉強になりました。
以前は遅いところから速くなっていくというステップでしたが、今回は一度速かったところから、走力の帳尻を合わせていくという流れでしたので自分がどれだけ走力が劣っているか知る良い機会になりました。
これからは走力を磨き上げていくのみ!
練習頻度も少しずつ増やして行けそうです。
少しずつ基本となる最低速度を定着させつつ、徐々に総力を挙げながら最低速度も上げられるようになりたいです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は走力低下に悩む管理人が、走力回復に必要な要素として基本中の基本である「序盤はゆっくり走ることで心肺機能を慣らすことの重要性を再認識」したという内容で書きました。
・長引く故障により衰えた走力を知り、向き合うことの大切さを再認識
・トレッドミルの場合は、速度の可視化ができるので走力の再認識がしやすい。
・序盤は心肺負荷を減らしながら走ることで心肺機能を慣らす。
・心肺機能が慣れてくると速度を上げても息が上がらなくなる。
アラフィフにもなると走力が低下するのは当たり前です。
しかし、知り合いのランナーさんでは相変わらずサブスリー、サブ絵がランナーさんがいらっしゃいます。
自分もいつかはその領域まで戻りたいと思っていますが、いつになることやら…
故障して長期間まともに走れなかったので、ここから少しずつ巻き返していこうと思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。