SUPERNOVAシリーズはクッション性が高さが特徴
SUPERNOVA RISEを履いてみた感想は、ADIZEROシリーズと比較してクッション性が高いとは感じました。
しかし、他社と比べると合格点までは至りませんでした。
今回はミッドソール素材DREAMSTRIKEを増量し、厚底となったSUPERNOVA PRIMAに関するレビュー記事を書いていきます。
SUPERNOVA PRIMA のポイント
・重量は293g(27.0cm)とSUPERNOVA RISEの重量277gと比較して16グラム重い。
・踵の厚さ38mm 前足部 30mm RISEと比較して厚底となっている。
・Dreamstrike+をミッドソール全体で採用している。
・定価19,800円は、やや強気な価格設定
ライバルとして挙げられるのは以下のシューズです。
比較対象①:ADIDAS SUPERNOVA RISE
比較対象②:NEWBALANCE FRESHFOAM 1080 V13
似たような性能のシューズで纏めてみました。
クッション性が特に優れているFRESHFOAM 1080 V13を他社製品代表として比較対象に入れてました。
比較表
本家サイトなどを参考に比較したスペックシートを作成してみました。
SUPERNOVA PRIMA | SUPERNOVA RISE | FreshFoam X 1080 V13 | |
---|---|---|---|
定価 | 19,800円 | 15,400円 | 18,700円 |
重量 | 293g(27.0cm)本家商品ページより | 277g(27.0cm) | 265g(27.0cm) 実測244g(25.5cm) |
厚さ | かかと部分38mm、前足部30mm | かかと部分36mm、前足部26mm | かかと部分39mm、前足部33mm |
ドロップ | 8mm | 10mm | ドロップ: 6mm |
ミッドソール素材 | Dreamstrike+ | Dreamstrike+ | FRESHFOAM |
比較結果①:重量からSUPERNOVA PRIMAを評価
重量面では、比較対象内で最も重いという結果となりました。
重量で重視するなら、FRESHFOAM 1080 V13が比較対象内では最軽量です。
比較結果②:厚さからSUPERNOVA PRIMAを比較
SUPERNOVA PRIMAの厚さは38mmドロップが8mmとなっています。
ADIDASのシューズは、全体的に前に倒れこみやすい形状となっています。
SUPERNOVAシリーズも同様です。
他社ではFRESHFOAM 1080 V13が39mmとなるので厚さでもFRESHFOAM 1080 V13が上回っています。
SUPERNOVA PRIMAのサイズ感について
RISEでは25.0cmでもやや大きかったので24.5cmでジャストフィットでした。
PRIMAでは25.0cmがジャストフィットでした。
SUPERNOVAシリーズは、ADIZEROシリーズより同じまたは1サイズ小さくても良いです。
参考に私が着用しているランニングシューズのサイズを書いておきます。
SUPERNOVA PRIMAのミッドソールについて
構成はDreamstrike+です。
ここからは各部分をピックアップして比較します。
ADIDASの中ではクッション性が高い素材となっています。
もちっとした感触がありつつ、反発性も感じることができます。
LIGHTSTRIKEと比較すると反発性は劣ります。
軽量感が低めなので、忖度なしに書くとそこまで素晴らしいとはいえないミッドソール素材という印象です。
①衝撃吸収性
8点
柔らかさが特徴なので、着地時の衝撃は吸収してくれます。
しかし、他社製品と比べてみると物足りなさを感じます。
RISEの時は薄くて底付きをする印象でしたが、PRIMAでは底付きはしませんがマシュマロ感触とまではいきません…
FRESHFOAM 1080 V13の衝撃吸収性が良すぎて霞んでしまいます。
②安定性
7点
安定性は比較的良いと評価できます。
衝撃吸収性が高いシューズは安定感が落ちることがありますが、PRIMAではそれは感じません。
実物を着用してみて、追記します。
③反発性・推進力
5点
エリートモデルとの比較になりますが、価格的には同じ土俵なのでこの評価です。
反発性も推進力も同価格帯のシューズと比較すると物足りなさが残ります。
しかし、走力が低い初心者ランナーさんには扱いやすさを感じる反発性能だと感じました。
④耐久性・寿命
9点(暫定)
RISEを所有知り合いの評価では、ADIZEROシリーズより耐久性が高いそうです。
所有していないので暫定としました。
⑤グリップ
8.5点
エリートモデルと比較してどんな天気でも扱える安心感があります。
LSDなどで使うことを想定しているので、雨の日でも安心して使えると知り合いが言ってました。
実物を着用してみて、追記します。
総合点37.5点/50点満点
反発、推進力の低さからこの評価となりました。
衝撃吸収性が高いのでそこでトレードオフできれば買いです。
スピードが出るシューズではないので、LSDやウォーミングアップなどで使うと良いでしょう。
スピードを上げようとするとシューズがもたつく印象を受けました。
体重が重めの初心者ランナーさん向きのシューズです。
初心者ランナーさんがフルマラソン完走するために向いたランニングシューズです。
管理人ならNEWBALANCEの「FRESHFOAM 1080 V13」を買います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
SUPERNOVA PRIMAのレビュー記事を書いてみました。
・重量は293g(27.0cm)とSUPERNOVA RISEの重量277gと比較して16グラム重い。
・踵の厚さ38mm 前足部 30mm RISEと比較して厚底となっている。
・Dreamstrike+をミッドソール全体で採用している。
・定価19,800円は、やや強気な価格設定
・管理人ならNEWBALANCEの「FRESHFOAM 1080 V13」を買います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。