管理人は敢えて偽物と理解して購入したことがあります。
実際に履いてみて、見た目は良くできていると感心しましたが、実走してみるとその違いは明白でした。
メルカリを見ているとSHOPSの中には、並行輸入品と称した偽物が出品されています。
現時点で入手困難なメタスピードスカイパリやスーパーブラスト2が格安で売られています。
今回は管理人が購入した並行輸入品のランニングシューズに関するレビューを記事を書いてみます。
購入を検討している読者様の参考になれば幸いです。
管理人が購入したのはナイキの非正規品でした。
ナイキのヴェイパーフライネクスト%とアルファフライをレビューします。
※数年前の話なので写真はありません。
管理人はAliexpressを利用して購入しました。
最近では偽物対策が進んでいるため、簡単な検索ではヒットしてきません。
管理人は4年くらい前に購入した際は、価格はまちまちだったものの本物と見分けがつかないレベルの品だと安くて6000円くらいで買えました!
明らかに偽物とわかるレベルの粗悪品は、1600円くらいで売られていました。
物は試しという事で、ヴェイパーフライとアルファフライの偽物を購入しました。
見た目で偽物と判別するポイントはインソールにあり!
・ほとんどの非正規品はインソールが糊付けされていません。
・ヴェイパーフライは見た目も本物っぽいが、アルファフライの方はプリントが雑でした…
・当時のナイキの正規品は糊付けされていました。
レプリカはそれがされていません。
並行輸入品のアルファフライのインソールのプリントが雑なので、レプリカであるとすぐに見分けがつきました。
ヴェイパーフライもインソールが糊付けされていない点は共通ですが、見た目は本物っぽいので見分けがつきにくいです。
・重量は並行品の方が重い…
100g以上の違いがありました。
明らかに重いのです。
正規品のミッドソール素材はZoomXを使用しています。
柔らかめで軽量な素材です。
新品でもややミッドソールにしわがある点がポイントです。
並行品にはしわがなく、とても重いです。
他の正規品と非正規品の違い
アッパーは見分けがつかないレベルですが、ミッドソールの違いで区別することができます。
並行輸入品の非正規品はカーボンプレートは未使用です。
屈曲性を確認しましたが、並行品のヴェイパーフライは曲がります。
アルファフライの方は樹脂製のプレートが入っているようで、ヴェイパーフライよりは多少屈曲性が高かったです。
しかし、明らかに正規品の屈曲性とは雲泥の差です。
実走してみて明確な違いを感じる!
数歩走れば分かるレベルで明らかに違います!
ZoomXは衝撃吸収性と反発性を備えた素材です。
それと比べると全く衝撃吸収性と反発性がありません。
ヴェイパーフライの偽物は、走ってみると一般的なスニーカーより少しまともにしたようなレベルです。
安いウレタン素材が使われているのだと感じました。
厚底に慣れるという観点で練習用として使用するなら良いかもと思えるレベルでした。
レース用としては全く使えないレベルです。
速くは走れません。
アルファフライの方は話にならないレベルでした。
理由はエアポッドがあるのですが、元々柔らかいので着地時に安定性がほとんどありません。
何度も足を軽くひねったので、一度で使用をやめて捨てました。
他のシューズで足を捻ることは滅多にないので、並行品のアルファフライは粗悪品だと感じました。
当時のキプチョゲ選手が使用してたデザインと同じだったので、見た目はほれぼれとしてたのですが…
結果…似て非なるものでした。
私の結論は似て非なるものだったという感想です。
見た目はよく似せてるな…と感心する出来栄えです。
アルファフライのようなエアポッドが入ったようなシューズは買っちゃいけません!
ヴェイパーフライであれば100歩譲って、正規品の練習用として割り切って購入するならアリです。
厚さやドロップなど見事なまでに似せているからです。
反発性や推進力は一般的な安めのランニングシューズレベルです。
最近では品薄になっているメタスピードパリやスーパーブラスト2も売られているようですが、割り切って購入する以外はやめた方が良いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「メルカリなどで販売されている並行輸入ランニングシューズで実際に走った感想をレビュー」という記事を書いてみました。
・並行輸入品は似て非なるものです。
・性能は一般的な格安ランニングシューズレベル
・厚さなどは正規品を似せているので、練習用として買うならアリ
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。