前提条件
詳しくは以下のサイトをご確認ください。
さらに細かい出場可否については、各大会の公式サイトをご確認ください。
ほとんどの市民ランナーは、超厚底シューズは使用可能です。
前提条件に書いたように各大会に確認する必要がありますが、基本的には超厚底シューズを使用することは可能です。
陸連登録者でも前提条件の対象者でない場合は記録を公認されます。
1つの基準として分かりやすいのが、男子の場合はフルマラソンのPBが2時間20分以内です。
世間の認識
私もそうですが、超厚底シューズのマラソン大会での使用は禁止だと思っていました。
初代ヴェイパーフライが登場し、業界話題になったときもカーボンプレートが内蔵されたシューズは違法という議論がされておりました。
そこで陸連にて議論された上で前提条件の定義となりました。
そして、2021年9月12日にオーストリア・ウィーンで開催されたウィーン・シティマラソンの男子マラソンで、1位でフ
ィニッシュしたD.フリサ選手(エチオピア)がレースで着用したシューズの規定違反で失格した件もありました。
彼はADIDAS ADIZERO PRIME Xを着用しておりました。
管理人もお気に入りのシューズで、爆発的な反発力と推進力があるシューズです。
ニュースでも超厚底=禁止という面だけが報道された影響で誤った認識が植え付けられました。
私もそれを見て超厚底=大会で使用不可だと勘違いしてしまいました。
メーカー側もPRIME Xの他に超厚底シューズはあまり販売されていませんでした。
ほとんどの市民ランナーはマラソンで使用可能であるという真実
先ほども書いたようにニュースでは、禁止&失格の部分のみが強調されておりました。
その資格についても記載すべきだったと思いますが、世間のランナー人口よりも走らない人の方が多いので取り上げられなかったのでしょう。
世間の反応も資格を書くと面白くなくなると判断したのかもしれません。
実際は使用可能であるので、超厚底の方が相性が合う場合は使用すべきです。
管理人自身もマラソン大会でPRIME Xを使用しました。
昨今のシューズメーカーの動向
各社で超厚底シューズがちらほらと販売されております。
主に市民ランナー向けのシューズですが、PUMAでは規格外すぎるスーパーシューズをリリースしました。
以下の通りに各社の超厚底シューズの販売動向をまとめておきます。
ADIDAS:ADIZERO PRIME X2 STRUNG
ASICS:マジックスピード4、スーパーブラストシリーズ
PUMA:FAST-RB NITRO ELITE
NIKE:ズームフライ6
近日記事公開予定
HOKA:SKYWARD X
これらを見て分かるのは、ほとんどのシューズがサブ3.5前後の市民ランナー向けのシューズである点です。
ADIDASとPUMAはスーパーシューズとして超厚底を販売しています。
最先端の技術をふんだんに使用したシューズまたは市民ランナー向けと割り切ったシューズと2極化しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「40mm以上の超厚底シューズ着用でも一般市民ランナーはマラソン大会は出場可能」という記事を書いてみました。
・超厚底ランニングシューズ=市民ランナーは使用可能
・規制されるのは、男子だとフルマラソンPB2時間20分以内のエリートランナーのみ
↑に当てはまらない市民ランナーがほとんどですので、管理人はほとんど市民ランナーが使用可能であると認識しました。
※前提条件に記載されている通り、大会要項や陸連のページで詳細は確認してください。
本記事が読者の皆様の参考になれば幸いです。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。