前置き
前回は初心者向けランニングシューズBEST4を紹介しました。
今回は市民ランナーの目標の一つであるサブフォー(フルマラソンで4時間切り)を想定したシューズBEST4を選抜してみました。
管理人は自称ランニングシューズオタクです。
本ブログにもたくさんのランニングシューズレビュー記事を書いております。
サブフォーを目指すランナーの読者の皆さんに少しでも参考になれば幸いです。
サブフォーを目指す上で管理人が考える基準
初心者ランナーを脱却して、中級者レベルに上達した一つの基準がサブフォーだと思います。
多くのの市民ランナーが目標とするタイムとなります。
念のためサブフォーとはフルマラソンのタイムが4時間未満(3時間59分59秒以内)となります。
・ラン歴:半年以上
・月間走行距離:100km以上
・練習の時点で20kmはJOGペースだとしても、問題なく完走できる。
2024年秋~2025年春までの期間で、フルマラソンでサブフォーを目指す読者様の参考になる記事となっておりますので、最後までお読みください。
サブフォーを目指すシューズ第1位!ナイキ ズームフライ6
・柔らかめのクッションで足に優しい
・意外と軽い
・衝撃吸収性が非常に高い
・過剰過ぎない反発性と推進力
・安定性はやや低いが、それ以上に他の性能が高い
・アッパーのフィット感が非常に良い
足に優しいシューズなので、衝撃吸収性の高さがポイントです。
ピッチでもストライドでもどちらでも使えるシューズです。
サブ3.5を目指すランナーにも使えますが、やや推進力が足りない印象です。
という観点でサブフォーを目指すシューズとしておススメとして紹介しております。
サブフォーを目指すシューズ第2位!ADIDAS ADIZERO BOSTON12
・柔らかめのクッションで足に優しい
・軽め
・衝撃吸収性が高い
・過剰過ぎない反発性と推進力
・安定性もそこそこある
性能的にはズームフライ6とボストン12で大差はありません。
しかし、ズームフライ6の方が柔らかめで軽快に走れる点が大きな違いと感じました。
トータルバランスに優れたシューズを選ぶならボストン12の方がおススメです。
軽快に走るならズームフライ6をチョイスすべきでしょう。
サブフォーを目指すシューズ第3位!NEWBALANCE FUELCELL REBEL V4
・プレート非内蔵ではあるが、最も軽量
・安定性は紹介した中で最も抜群
・やや硬めだが衝撃吸収性はある。
・ミッドソール素材の反発力は強め
・ピッチ系で筋肉量が少なめのランナーにおススメ!
紹介したシューズの中では、異質を放つ一足となります。
理由:プレート非内蔵なので、簡単に屈曲します。
なので、推進力はほとんどありません。
しかし、PEBAX配合のFUELCELLの反発力は強めです。
軽さが正義と考えるランナーさんに是非とも手に取って欲しい一足です。
エリートランナー向けモデルと匹敵する軽さに驚くはずです。
薄底シューズに似たような感覚で走る事が出来つつ、衝撃吸収性を感じられる一足なので管理人的にはおススメの一足です。
サブ3.5レベルのランナーさんでも使ってほしい一足です。
サブフォーを目指すシューズ第4位!ASICS NOVABLAST4
・反発力が強め
・プレート非内蔵だが、ミッドソール素材が硬いので推進力がある。
・衝撃吸収性は高いとは言えない
・アウトソールの幅が広めなので安定性は高い
ノヴァブラスト4はサブフォーを目指すランナーさんに人気のシューズです。
実際にマラソン大会でもサブフォーレベルのランナーさんの足元を見ているとノヴァブラストの着用率の高さが目立ちます。
プレート非内蔵ではあるものの、ミッドソール素材が硬めで屈曲しない構造なので推進力は多少は得られます。
意外と知られていませんが、ノヴァブラスト4を使いこなすには少々コツが必要なシューズです。
理由;踵着地かフォアフットで走る必要があると感じます。
フラット着地の場合は反発が上に返されてしまうので、特性を活かせない可能性が高いです。
フォアフットでもややつま先寄りで前傾して着地しないと、上に反発が押し戻されてしまいます。
踵着地の場合は、体重移動を早めに前に転がすように意識すると進みやすいです。
一癖あるシューズなので万人受けはしない印象です。
使いこなせるようになるとバウンドするように跳ねるような走りができるようになります。
余談:選出外のシューズについて
HOKA ONEONEやサブフォーであれば、アシックスのS4は何故選出されなかったのか疑問に思うランナーさんはいるはずです。
その理由についてまとめてみました。
・ミッドソール素材が硬め
→アシックスの場合は、メタスピードとスーパーブラスト以外は硬く感じます。
→HOKAのシューズはどのシューズも安定感重視なのか硬くて苦手です。
・ロッカー構造のため、踵着地やフラット着地でしか活かせない。
→管理人はフォアフットのため、ロッカー構造のシューズは避ける傾向が高い
→前足部で着地をしても推進力が出る印象がしません。
ロッカー構造のシューズの場合は、踵着地やフラット着地を想定して作られています。
長距離で疲労が蓄積した時や、日本人ランナーさんの大半はヒールストライクのはずです。
ジョギングメインで走っている人もヒールストライクだと思われます。
管理人は学生時代に陸上部に所属していたので、その当時からフォアフット着地でしたのでロッカー構造のシューズのシューズとの相性が悪いのです。
思い返してみると、硬く感じるシューズは全てロッカー構造でした。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「【2024年~2025年版】サブフォー目標ランナー向けおススメシューズBEST4を元サブスリーランナーが紹介する!」記事を書いてみました。
初心者ランナーさんのランニングシューズの選びの参考に少しでもなれば幸いです。
・ナイキ ズームフライ6が最も管理人が推すサブフォーランナー向けシューズです。
理由①:全体的なバランスが最も優れている
理由②:中級者レベルのランナーが最も扱いやすいと感じた。
サブフォーを目指すランナーさんの少しでもお役に立てば幸いです。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。