元旦はニューイヤー駅伝に釘付けでした。
皆さんは元旦はいかがお過ごしでしたか?
管理人は早起きして、近所を軽く走ってからニューイヤー駅伝をTV観戦しました!
今回はニューイヤー駅伝2025で選手たちが着用したシューズに関する考察を管理人なりにしてみましたので、記事にしてみたいと思います。
既にほかのブログやニュースサイトでも掲載されているので、自称シューズオタクの管理人のマニアックな視点を交えて書いていきます。
全区間区間賞ランナーが着用していたシューズ
区間(太文字区間新) | 選手名(敬称略) | 所属 | シューズメーカー | シューズ名 |
1区 | 長嶋 幸宝 | 旭化成 | アシックス | メタスピードパリ |
2区 | 池田 耀平 | KAO | ADIDAS | ADIOSPRO EVO1 |
3区 | 田村 和希 | 住友電工 | PUMA | DEVIATE NITRO ELITE3 |
4区 | Y.ヴィンセント | HONDA | ADIDAS | ADIOSPRO EVO1 |
5区 | 青木 涼真 | HONDA | ナイキ | アルファフライ3 |
6区 | 嶋津 雄大 | GMO | MIZUNO | ADウェーブリベリオンプロ3 |
7区 | 井川 龍人 | 旭化成 | ADIDAS | ADIOSPRO EVO1 |
区間賞最多獲得(2区、4区、7区)はADIDASでした!!
7区間中 3区間獲得!
2区 池田 耀平選手(KAO)
4区 Y.ヴィンセント選手(HONDA)
7区 井川 龍人選手(旭化成)
2区の池田選手は毎年安定して結果を残しています!
更に凄いのは、2024年9月29日ドイツ・ベルリンで開催されたベルリンマラソン2024において、2時間5分12秒と日本歴代2位の好記録を樹立したことです!(2025年1月7日現在)
池田選手の強い足元にはADIOSPRO EVO1が似合っています。
7区の井川選手も凄かったです!
HONDAの中山選手を風除けとして使ったと一部で炎上したようですが、身長差はあるし追いついた時点で勝負ありだったと感じています。
中山選手の特性はマラソンなので、主戦場とする距離が違います。
後半の勝負となれば、スピードに分がある井川選手の勝ちは見ていても分かりました。
中山選手も区間2位と健闘していましたし、相手が強すぎたと考察しました。
彼らの足元で活躍したADIDAS ADIOSPRO EVO1は箱根駅伝でも区間賞を獲得しているスーパーシューズです。
衝撃の軽さでありながら、反発や推進力も優れているスーパーシューズなので当然の結果でしょう。
区間賞獲得はしていませんが、アディオスプロ4の着用者もかなりいました。
管理人も使ってみた印象として、凄いシューズが出たと感じました。
メタスピードエッジパリの方が個人的には好みではあるものの、初期のヴェイパーフライに近い柔らかさ+反発と推進力が強いのです。
シューズ自体は高価といえる価格帯ですが、他社のエリートモデルと比較すると安価な部類となるので一流選手と同じシューズを履きたいランナーさんにはおススメの一足です。
ADIDAS以外のシューズメーカーは仲良く1区間ずつの獲得という結果でした。
1区区間賞は長嶋 幸宝選手が着用したメタスピードパリでした!
スカイまたはエッジかは不明なので、メタスピードパリとしました。
恐らくスカイだと思われますが…
同じく1区に出場した三浦 龍司選手(SUBARU)、遠藤 日向選手(住友電工)はオリンピックランナーでもあります。
彼らを上回る成績を彼らよりも若手である長嶋選手が獲得するって凄すぎです!
高卒2年目なので、彼が箱根駅伝に出場していたら凄い記録が出そうです!
箱根で名をはせた名ランナー達を上回る走りに感動しました!
メタスピードパリはエリートランナー向けモデルの中でも、ADIOSPRO EVO1の次に軽量です。
さらに価格も他社よりも抑えられているため、管理人イチオシのシューズでもあります。
3区はPUMA DEVIATE NITRO ELITE3を着用した田村和希選手が獲得
田村和希選手(住友電工)も箱根で名をはせた名選手ですね!
原監督が駅伝男という称号を最初に与えたのは私の記憶が合っていれば田村選手からだったような記憶があります。(曖昧でごめんなさい)
DEVIATE NITRO ELITE 3の最大の特徴は、トータルバランスが高い点です。
扱いやすく、反発と推進力も程よいシューズなので、どのようなレベルのランナーでも扱える一足になっています。
エリートランナーモデルとしては、機能に突出したモデルが多い中でディヴィエイトニトロエリート3は全てにおいて高次元に纏められた一足となっています。
他社で近いモデルだとアディオスプロ4やメタスピードエッジパリに近い印象です。
昨年見かけたFAST-R NITRO ELITE2は管理人が気付かなかっただけですが、ほとんど使用者を見かけませんでした。
反発と推進力に特化した分、クラウドブームストライク並みに反発と推進力は優れていますが、扱いにくさもありましたので…
ディヴィエイトニトロエリート3は、サブフォー以上のランナーであれば扱えるスーパーシューズなので色々なランナーさんに使ってほしい一足です。
5区区間賞は青木 涼真選手(HONDA)が着用したナイキ アルファフライ3でした。
アルファフライ3は言うまでもなく、スーパーシューズです。
柔らかくて、反発と推進力も非常に優れた一足です。
メタスピードパリやADIOSPROと比較すると価格帯が1万円程高価です。
さらに重量面でもやや重めです。
アッパーのフィット感は最高ですが、以前のような尖った性能を放つシューズではなくなった印象です。
良いシューズなのは間違いありませんが…
6区区間賞は嶋津 雄大選手(GMO)が着用したMIZUNO ウェーブリベリオンプロ3でした。
嶋津選手といえば、箱根駅伝で名を馳せたランナーの一人です。
視覚障害者でありながら、第一線のレースでも素晴らしい成績を残されています。
創価大学時代から、ミズノのシューズをずっと着用されています。
ニューイヤー駅伝区間賞インタビューでもミズノシューズを絶賛されていました。
管理人は旧作まで硬さが気になって好感を持てませんでした。
近いうちにリベリオンプロ3着用する機会を作って確認してみます。
番外編:九電工 赤崎暁選手が着用していたNEWBALANCEも良いシューズです。
ニューバランスのシューズは本当に良い方向に進化しました。
SUPERCOMP ELITE V4はもちろんのこと、ハーフ程度の距離ならばSUPERCOMP PACER V2がおススメです。
エリートV4より軽いので、足の回転を速くすることができます。
エリートもプーマのディヴィエイトニトロエリート3と同様にサブフォー以上のレベルのランナーさんなら扱いやすい一足となっています。
やや重量が重めですが、感触が程よいので駅伝よりフルマラソン向けのシューズです。
個人的には最近のニューバランスのシューズはもっと人気が出ても良いと思っています!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「第101回ニューイヤー駅伝2025 区間賞ランナー着用シューズとシェアを考察」という記事を書いてみました。
自称ランニングシューズオタクとして、たくさんのシューズを使用してきました。
実際に使用してみて感じたことを記事に纏めてみました。
・区間賞獲得はアディダスがナンバーワンでした。
→7区間中3区間は凄すぎです!
・他の区間はアシックス、ナイキ、プーマ、ミズノが1区間ずつ区間賞獲得!
この記事が読者の皆さんのシューズ購入の参考に少しでもなれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。