ナイキ ペガサスプレミアム はペガサスシリーズ史上最上位のクッション性でした! 具体的な性能は?重さは?他社シューズと比較・調査してみました【レビュー・PR】

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目次

前置き

公式サイトにもペガサスプレミアムの情報が公開されました!

管理人は、ペガサスシリーズは初期のペガサスターボ35が非常にお気に入りで4足所有したことがあるくらいです。

しかし、普通のペガサスや後発モデルであるネクストネイチャーやペガサスプラスは接地感が大きく異なり、購買欲が湧きませんでした。

ペガサスシリーズは個人的には軽量+柔らかくて反発があるクッションが特徴だと思っていました。

たまたま、ホーム店舗に立ち寄ってみたらペガサスプラスが展示されており、着用させていただく機会を得ることができたので、今回は記事にしていきます。

ペガサスシリーズ史上最上位のクッションと反発性

昨今のナイキのシューズは安定感重視で、やや硬めで安定感重視のように感じていました。

色々なシューズを着用してみて、その傾向が顕著であると感じていました。

ズームフライ6あたりから、柔らかめのクッションでありつつ反発や推進力もそこそこ満足ができるシューズが出てきたと感じていました。

そして、ペガサスプレミアムはその方向性を強く感じさせる一足となっていると確信しました。

ナイキ社のハイエンドモデルに採用されているミッドソール素材のZoomXは柔らかさと反発性を前面に出しています。

踵部に採用されているReactXも45mmと超厚底でありながら、安定感を感じさせてくれます。

ミッドソールの中心部には、「Air Zoomユニット」がフルレングスで採用されておりふんわり感触をさらに感じさせてくれます。

ペガサスプレミアムのポイント

・ミッドソール素材が「ZoomX」「Air Zoomユニット」「ReactX」が採用されている
・初期ペガサスターボのようなクッションと反発性重視のセッティングとなった
・定価29,700円はハッキリ書くと練習用として使用するには高価…

ライバルとして挙げられるのは以下のシューズです。

比較対象①:NEWBALANCE FRESHFOAM X MORE V5

比較対象②:ADIDAS SUPERNOVA PRIMA

比較対象③:ASICS SUPERBLAST

厚みなどで似たような性能のシューズで纏めてみました。

他社シューズとしては、スーパーブラスト2やフレッシュフォームが似たような特性のシューズと思ったので比較対象に入れております。

番外編では同じペガサスシリーズとの比較も書きます。

比較表

本家サイトなどを参考に比較したスペックシートを作成してみました。

スクロールできます

ペガサスプレミアム

フレッシュフォームMORE V5

スーパーノヴァ プリマ

スーパーブラスト2
定価29,700円20,600円19,800円24,200円
重量310g(25.0cm)ステップスポーツ動画より310g(27.5cm)アルペン商品ページより293g(27.0cm)本家商品ページより250g(27.0cm)
厚さ かかと部分45mm、前足部35mmかかと部分45mm?前後、前足部??mm
かかと部分38mm、前足部30mm
かかと部分45mm、前足部37mm
ドロップ10mm??mm8mm8mm
ミッドソール素材ZoomX、AirZoomユニット(サンドウィッチ構造)、ReactXFRESHFOAM XDREAMSTRIKE PRO FF Turbo Plus + FF Blast Plus Eco

ペガサスプレミアムはプレミアムと称号が付く通り、高価ですね…

比較結果①:重量からペガサスプレミアムを評価


比較対象内ではスーパーブラスト2が最も最軽量であることが分かります。

どのシューズもトレーニング用シューズなので、そこまで重量に関して神経質になる必要はありませんが、ペガサスプレミアムは手に取ってみると意外と他社より軽く感じるから不思議です。

アッパー部分がモノメッシュとなっているのですが、ヴェイパーフライ3のように薄手なので軽く感じたのかもしれません。

実際に着用してみても重さはあまり感じませんでした。

比較結果②:厚さからペガサスプレミアムを比較

45mmと超厚底シューズです。

ちなみに2時間20分以下のレベルの市民ランナーであれば、超厚底シューズでマラソン大会に出場可能です。

着地時に沈み込みが大きい割には、アウトソールが幅広なので安定性が優れています。

衝撃吸収性はペガサスシリーズ史上最高と感じました。

反発性に関しても、ペガサスシリーズ史上最高に近いレベルだと感じています。

他社でもFRESHFOAM MORE V5やスーパーブラスト2とほぼ同じ厚さです。

ドロップが8mmですが、ロッカー構造がきつく無いので前傾になるようなことはありません。

普通に直立できるので、転がるように進む感覚ではありません。

ウォーキングシューズや普段履きとしても使いやすいシューズとなっています。

柔らかめのクッションはマシュマロのような感触でありつつ安定性があるのでおススメです。

ペガサスプレミアムのサイズ感について

管理人が着用したのは26.0cmでしたが、ジャストフィットでした。

昨今のナイキは少し大きめに作られているように感じましたが、ペガサスプレミアムではまた小さめの作りに戻ったように感じます。

参考に私が着用しているランニングシューズのサイズを書いておきます。

・プーマディヴィエイトニトロエリート3 25.5cm
・プーマファストアールニトロ2 25.5cm
・アディダス アディオスプロ3 25.0cm
・アディダス ボストン12 25.0cm(ワイド)
・アディダス アディゼロSL2 25.5cm
・ナイキ ヴェイパーフライネクスト%2 26.0cm
・ナイキ アルファーフライ3    26.0cm
・ナイキ ヴェイパーフライネクスト%3 25.5cm
・ナイキ ズームフライ6 25.5cm
・アシックス メタスピードスカイ 25.5cm
・サッカニーエンドルフィンプロ2 25.5cm
・ニューバランススーパーコンプエリートV4 25.5cm
・ホカ オネオネ シエロ エックス1 25.5cm

ペガサスプレミアムのミッドソールについて

構成は3部構成となっております。

上層部:ZoomX

中層部:AirZoomユニット(フルレングス)

下層部:ReactX (安定性)

ここからは各部分をピックアップして比較します。

ZoomX

ナイキの上位ランニングシューズに採用されているミッドソール素材です。

衝撃吸収性と反発性に優れた素材となっており、シューズによって硬度を調整しています。

ペガサスプレミアムで採用されているZoomXは素材自体はそこまで柔らかめではありませんが、厚みがあることで柔らかさを感じられます。

ペガサスプレミアムの重要になってくる部分は厚みで、着地時にしっかりと衝撃を吸収しつつ、反発もある感触となっています。

AirZoomユニット(フルレングス)

ペガサスプレミアム最大の目玉はフルレングスに配置されたAirZoomユニットです。

エアマックスに代表されるシューズにもフルレングスで採用されていますが、ペガサスプレミアムでは、形状が反発を得やすいようにカーブ形状となっている点です。

ナイキ初のチャレンジだそうです。

フラット着地や踵着地の際に強めの反発を感じることができました。

ReactX

安定性に優れたミッドソール素材です。

ペガサス41にも採用されており、安定性があるのにもっちりした感触が特徴です。

ミッドソール素材から、衝撃吸収性と反発に優れたシューズです。

重量が重いので、LSDやゆっくりめのJOGシューズとして使用するのが良いでしょう。

着地はフラットまたは踵着地がペガサスプレミアムを活かすことができます。

管理人はフォアフットなのですが、着地時に進む感覚をあまり感じることができませんでした。

ペガサスプレミアムのフィット感について

アッパーはエンジニアードメッシュですが、つま先部はアルファフライやヴェイパーフライ似たような感触でした。

メッシュが大きめで、通気性は良いです。

シュータンに厚みがあるので、甲への足あたりは優しいです。

踵部にはヒールカウンターがあるので、踵のフィット感も良いです。

過去のナイキのランニングシューズは踵の緩さを感じることが多かったのですが、ペガサスプレミアムでは問題ありません。

①衝撃吸収性

9.5点

ペガサスプレミアムは衝撃吸収性に優れています。

過去に所有していたペガサスターボ35よりも高い衝撃吸収性です。

比較対象の中ではFRESHFOAM X MORE V5の方がより衝撃吸収性が高いです。

衝撃吸収性比較

FRESHFOAM X MORE V5>PEGASUS PREMIUM>SUPERNOVA PRIMA>SUPERBLAST

②安定性

8点

ReactXの安定性は非常に良いです。

直立している間にぐらつくような感覚はなく、ウォーキングシューズとしても使えるクオリティーです。

安定性比較

PEGASUS PREMIUM>SUPERNOVA PRIMA>FRESHFOAM X MORE V5>SUPERBLAST

③反発性・推進力

7.5点

反発性も非常に良いです。

ナイキ史上最大のエネルギーリターンだと、店員さんが言っていましたがその通りだと感じました。

しかし、反発性を大いに感じるのはフラットまたは踵着地の場合です。

フォアフットでの着地時には反発性はあまり感じませんでした。

また、プレートなしなので推進力に関してはほとんどなかったので7.5点としました。

反発性比較

SUPERBLAST>PEGASUS PREMIUM>FRESHFOAM X MORE V5>SUPERNOVA PRIMA

④耐久性・寿命

9点

ペガサス41などノーマルペガサスの耐久力は本当に高いです。

アウトソールには厚めのラバーが採用されており、耐久性は優れていると感じました。

耐久性に関してはどのメーカのシューズもほぼ同一であると感じています。

⑤グリップ

8点

特に大きな不満点はありません。

総合点42.0点-5点=37点/50点満点

減点ポイントがあるので

重量が重めなので3点減点として、39点とすれば妥当かと感じました。

更に価格が高いので2点減点としたいので、37点です。

軽量で2万円以内であればイチオシのシューズでしたが、高くて重いので個人的にはおススメできません。

番外編:販売中のペガサスシリーズとの比較

ペガサス41やペガサスプラスとは別物と考えるべきです。

いずれもトレーニング用のシューズですが、軽量性と厚さという点で別物です。

LSDやウォーキング用としてあまりスピードを出さずに長時間運動する際に優れたシューズという印象です。

個人的にはデザインがかっこいいので、普段履きにも使えると感じました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ペガサスプレミアムが2025年1月30日より販売となりますので、一足早く着用してきましたので記事にしてみました。

ペガサスプレミアムまとめ

・ペガサスシリーズ史上最高のクッション(衝撃吸収性)
・ペガサスシリーズ史上最高の反発性
・重量が重めなのでLSDや遅めの長時間運動に向いている。
・定価29,700円は高額と言わざるを得ない

トレーニングシューズで3万円は高額なので管理人は購入を見送ります。

最近では2万円前後のトレーニングシューズが出てきていますが、それでも高いですよね…

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

名前:るっく
年齢:50代
職業:会社員(SE)
ラン以外の趣味:ロードバイク・資産運用・節約
PB(フル) 2時間57分(2016年板橋Cityマラソン)
PB(ハーフ)1時間21分(2016年新宿ハーフマラソン)
ランニングシューズやグッズ、ロードバイク用品などなんでも忖度なしでレビュー記事を書きます。
レンタルでも構いませんので、提供していただけると嬉しいです。
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