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HOKA ONEONE CIELO X1 2.0(シエロX1 2.0)前作より大幅改善!スーパー良シューズでした! 性能は?重さは?他社シューズと比較・調査してみました【レビュー・PR】

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前置き

初代CIELO X1の印象が良くなかったので、正直あまり期待しておりませんでした。

これには管理人の走力は使いこなす技術が単純に無いだけかもしれませんが…

他のモデルも着用してみて、HOKAのシューズとの相性が悪いと感じていました。

理由①.ミッドソールが硬め
 →管理人はミッドソールが柔らかめのシューズの方が好みです。

理由②.ロッカー構造がきつめ
 → フォアフット着地なのですが、管理人の着地ポイントとの相性が悪いです。

この2点の理由により、HOKAの開発コンセプトと管理人の使用感との相性が悪いと感じていました。

初代CIELO X1やSKYWARD Xを着用した印象も芳しくありませんでした。

販売日である2025年2月17日にたまたま機会があり着用させていただきました。

初代CIELO X1とCIELO X1 2.0履き比べてみて、2.0に対して率直に感じた感想は「スーパー良シューズ」でした。

管理人の中での評価が爆上がりとなりました。

今回はHOKA CIELO X1 2.0を初代CIELO X1と履き比べてみたレビュー記事を書きます。

CIELO X1 2.0 のポイント

管理人なりにシエロX1 2.0に関するポイントを簡潔にまとめてみました。

・前作と比較して踵部が1mm厚くなった。(40.0mm)
・ミッドソール素材は初代と同じPEBAXですが、柔らかく弾む素材へと進化しました。
 → 耐久性は現時点では不明
・推進力と反発力が大幅に向上
・衝撃吸収性が大幅に向上
・踵着地(ヒールストライク)の場合安定性が低く感じた。
・228g(28.0cm)と初代より大幅に軽量化

ライバルとして挙げられるのは以下のシューズです。

比較対象①:ADIDAS ADIZERO ADIOSPRO4

比較対象②:ASICS METASPEED EDGE PARIS


比較対象③:NIKE ALPHAFLY3

他にもPUMA DIVIATE NITRO3やNEWBALANCE FUELCELL SUPERCOMP ELITE V4などのシューズもありますが、あまり対象を広げてしまうと記事が長くなってしまうので、着用者が最も多そうなシューズをセレクトしました。

比較表

本家サイトなどを参考にスペックシートを作成してみました。

スクロールできます

CIELO X1 2.0

ADIDAS ADIOSPRO4

メタスピードエッジパリ

アルファフライ3
定価38,500円28,600円27,500円39,655円
重量228g(28.0cm)200g(27.0cm)
本家商品ページより)
185g(27.5cm)実測160g(25.0cm)218g(28.5cm)
厚さかかと部分40.0mm、前足部33.5mmかかと部分39mm、前足部33mm かかと部分39.5mm、前足部34.5mmかかと部分40mm、前足部32mm
ドロップ7mm6mmドロップ: 5mm8mm
ミッドソール素材PEBA(上下層で硬度が異なる)+カーボンプレートLIGHTSTRIKE PRO
/ENERGYRODS 2.0
(カーボン製)
FF TURBO PLUS
/ カーボンプレート
ZoomX
カーボンプレート
各製品の比較

お値段も性能面もアルファフライ3が近似値と感じました。

実際に着用してみるとCIELO X1 2.0の方が管理人との相性は良いと感じました。

比較結果①:重量からCIELO X1 2.0を評価

初代CIELO X1と比較すると大幅に軽量化されました。

実物を手に取ってみて比較してみても、重量面で大きな違いを感じました。

HOKAのシューズもやっと他社と肩を並べるレベルで軽くなったとは感じさせます。

数値上、他社エリートシューズで同等の重量は、FUELCELL SUPERCOMP ELITE V4となります。

硬度に違いがあるものの、ミッドソール素材に同じPEBAを使用している点も共通点です。

実物を手に取ると、SUPERCOMP ELITE V4より軽く感じるのが不思議です。

今回の比較対象内では、軽量化したもののカタログスペック上では最も重量が重いシューズという事になります。

重量比較

メタスピードエッジパリ >> アディオスプロ4 >> アルファフライ3 > シエロX1 2.0

比較結果②:厚さからCIELO X1 2.0を比較

シエロX1 2.0の踵部の厚さは40.0mmとなっています。

前作と比較して1mm厚くなっております。

比較表内シューズとしては、アルファフライ3と同様に最も厚いいう結果となりました。

立っているだけや歩いているとロッカー構造がきつめなので前に傾いて不安定ですが、走り始めるとグングンと前に進みますので重量感はあまり感じません。

HOKAのシューズはこのロッカー構造が苦手でしたが、CIELO X1 2.0ではミッドソールが柔らかくなった点と管理人の着地ポイントとの相性が良かったのでので、このロッカー構造が逆に管理人にとって高評価でした。

詳しくは、ミッドソール解説部分で記載しております。

足を進めやすくなったので、重量感はあまり感じさせず初代と比べて大きな進化を感じました。

厚さ比較

シエロX1 2.0 = アルファフライ3 > メタスピードエッジパリ > ADIOSPRO4

CIELO X1 2.0のサイズ感について

25.5cmでジャストフィットでした。
初代CIELO X1でも25.5cmを着用しましたが、他のHOKAのシューズと同一サイズで良いです。

参考に私が着用しているランニングシューズのサイズを書いておきます。

・プーマディヴィエイトニトロエリート3 25.5cm
・プーマファストアールニトロ2 25.5cm
・アディダス アディオスプロ3 25.0cm
・アディダス ボストン12 25.0cm(ワイド)
・アディダス アディゼロSL2 25.5cm
・ナイキ ヴェイパーフライネクスト%2 26.0cm
・ナイキ アルファーフライ3    26.0cm
・ナイキ ヴェイパーフライネクスト%3 25.5cm
・アシックス メタスピードスカイ 25.5cm
・サッカニーエンドルフィンプロ2 25.5cm
・ニューバランススーパーコンプエリートV4 25.5cm
・ホカ オネオネ シエロ エックス1 25.5cm

CIELO X1 2.0のミッドソールについて

上層と下層で硬度が異なるPEBAXとカーボンプレートをサンドイッチした構成です。

各部分をピックアップして比較します。

PEBA

初代CIELO X1と同じ素材ですが、ミッドソールの上層部に柔らかく高弾性となっており、下層は硬く安定感のあるように硬度が異なるものが採用されております。

また、全般的に初代より高度を下げましたので、柔らかく高弾性となり反発力が向上しました。

さらに衝撃吸収性も大きく改善されております。

他社のトレンドをHOKAさんでも取り入れた格好となりました。

実際に初代と履き比べてみましたが、名称は紛らわしい程度の変化でありましたが、別物と表現して良いくらい大幅に進化しております。

HOKAさんのシューズの印象はあまり良くありませんでしたが、個人的には「欲しい!!」と心の中で思えるくらい大きな変化でした!

バウンド感が気持ちよく、柔らかい!グングンと前に進む感覚があり、管理人の走り方との相性が非常に良いと感じました。

唯一提言しなければならないのは、踵着地ではCIELO X1 2.0は推奨できません。

写真にも撮りましたが、踵部の中央部が肉抜きされているので、着地がとても不安定となるからです。

フォアフット推奨のシューズとなります!

CIELO X1 2.0のフィット感について

とても良いです。

アッパーは初代と比較して薄く硬めですが、違和感を感じることはありません。

かかと部分のホールド性が高いので、フォアフット着地時に踵が暴れることもありません。

かっちりとホールドしてくれるので、安心して踏み込むことができます。

①衝撃吸収性

9.5点

踵着地の場合は6点です。

エリートランナー向けシューズなのでフォアフット着地前提で評価します。

先入観があったからか大幅な改善に驚きました。

HOKA=硬くて重い イメージでした。

しかし、CIELO X1 2.0を着用してみてイメージが大きく覆りました。

柔らかくて軽いのです。

228グラムは他社シューズと比較してやや重めとなりますが、あまり重さを感じさせません。

アルファフライ3と同等レベルまで実物は軽いのではないかと思いました。

ミッドソールの硬度が大幅に柔らかめに振ったお陰でとても柔らかく感じます。

アディオスプロ4あたりと同レベルの柔らかさです。

着用してニヤけてしまうくらいの柔らかさにHOKAの本気度を感じさせてもらいました。

②安定性

9点

フォアフットでの安定感も良いです。

踵着地の場合は3点評価です。

アッパーやヒールカウンターのフィット感も良好で、ミッドソールは柔らかめであるものの安定感も非常に感じる一足です。

初代CIELO X1よりややアウトソールの幅が狭くなったように感じますが、フォアフットでの安定性は高いです。

レーシングシューズなので速度を下げてしまうとやや不安定になります。

市民ランナーであれば、4分台/kmで走れる人向けと感じました。

③反発性・推進力

9.5点

最も驚かされたのはこの点です。

私の走り方にまさにぴったりとマッチングしています。

管理人の場合はフォアフットの中でも母指球の中央付近で着地をするように意識をしているのですが、超ドストライクだったのです。

逆に初代までは全く自分のポイントとは合わずに走りにくいと感じていたので、印象が正反対となりました。

自分の走り方の感想を簡潔に書くと…

・着地時に柔らかいのでしっかりと踏み込める

・ロッカー構造のお陰で体重移動がしやすい

・他社のシューズより推進力を得やすく足が勝手に前に進む
 →初代PRIME Xを履いた時にも同じ印象でしたが、PRIMEXより軽いので扱いやすい!

④耐久性・寿命

7点(暫定)

HOKAのシューズの耐摩耗性は低いと聞いています。

PEBAXはNEWBALANCEのFUELCELLでも採用されていますが、性能劣化は比較的遅めです。

⑤グリップ

9点(参考)

BONDI8を参考にしました。

アウトソールのパターンを見る限りもウェットでもドライでも問題なさそうです。

総合点44.0点/50点満点

かなりの高得点となりました。

但し、お値段も高額ですよね…

ADIOSPRO4やメタスピードエッジパリと比較して1万円の価格差をどう考えるかですね。

反発性や推進力はCIELO X1 2.0の方が管理人の走り方には合っていると感じました。

耐久性を考えると、ADIOSPRO4とCIELO X1 2.0が同じくらいかなと思います。

エリートランナーであれば、メーカーさんから提供されるので良いでしょうけど、市民ランナーが簡単に買える価格ではありません。

メタスピードエッジパリはエリートランナー向けモデルの中でも耐久性が優れているので、コスパという点で考えると軽量さも考慮すると市民ランナーであればメタスピードエッジパリかなと感じました。

※メタスピードエッジパリもミッドソール側面のペイントが剥がれやすいです。

しかし、性能を重視でお金に余裕があるならCIELO X1 2.0はフルマラソンで記録を目指すランナーさんにとって強い味方となると思います。

初代CIELO X1とは別物!(比較)

旧モデルの特徴

・踵部が1mm薄い。(39.0mm)
・ミッドソール素材は同じPEBAXですが、硬くて弾まない。
・推進力と反発力を活かすにはかなりの走力が必要
 → 管理人の走り方には合わず、全く進まない印象
・硬いので衝撃吸収性を感じられない
・踵着地(ヒールストライク)の場合、転がるように勧められる
 →フォアフットには向かない
・エリートランナー向けモデルの中では重かった

初代は管理人にとっては酷評レベルのシューズでした。

2.0にバージョンアップしたことで、良い意味で進化を感じられたので、お金に余裕のあるランナーさんには是非とも買っていただきたい一足です。

管理人はメタスピードエッジパリにしようかと思っています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はHOKA ONEONE CIELO X1 2.0のレビュー記事を書いてみました。

CIELO X1 2.0のポイント

・前作と比較して踵部が1mm厚くなった。(40.0mm)
・ミッドソール素材は初代と同じPEBAXですが、柔らかく弾む素材へと進化しました。
 → 耐久性は現時点では不明
・推進力と反発力が大幅に向上
・衝撃吸収性が大幅に向上
・踵着地(ヒールストライク)の場合安定性が低く感じた。
・228g(28.0cm)と初代より大幅に軽量化

とても良いシューズなのですけど、お値段が高価なので手が出ません…

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

名前:るっく
年齢:50代
職業:会社員(SE)
ラン以外の趣味:ロードバイク・資産運用・節約
PB(フル) 2時間57分(2016年板橋Cityマラソン)
PB(ハーフ)1時間21分(2016年新宿ハーフマラソン)
ランニングシューズやグッズ、ロードバイク用品などなんでも忖度なしでレビュー記事を書きます。
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