フルマラソンは健康か不健康なのか?健康的なランニングとは?元サブスリーランナーの見解

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いきなり結論!!フルマラソンは不健康です!

ランニングは有酸素運動なので健康になれます。

しかし、限界に向かってのチャレンジは不健康となります。

ハッキリと書きますが、自分へのチャレンジとして取り組んでいる方は別として、健康のために走るならフルマラソンを走る必要はありません。

人間が1日に42.195kmもの距離を走る事で身体や内臓へのダメージを考慮すれば健康なわけがありません。

同じ42.195kmを6時間で走るなら、6日に分割した方が身体へのダメージが少なく健康を改善することができます。

寧ろ元々が運動しない方であれば大幅に改善できることでしょう。

この記事を書くきっかけとなったのは、ランニング系Youtuberの中でもっとも有名な「たむじょー」さんが体調不良の中で東京マラソンに出場し、完走した動画や投稿を見て違和感を感じたからです。

https://twitter.com/tamujo0402/status/1896496174603063505

今回は「フルマラソンは健康か不健康なのか?健康を保つ走り方は?元サブスリーランナーの見解」というタイトルで記事を書いていきます。

陸上競技やフルマラソンで追い込み過ぎるのは不健康です。

管理人自身が学生時代も陸上競技者でしたし、サブスリーランナーだった頃の自分を振り返ってみると不健康でした。

日々追い込んで走り込むという事は、自分の身を削ったり限界を絞り出す行為となります。

人によっては体重を気にする人もいるでしょう…

管理人は元々がガリガリの痩せ型でしたが…

不健康となる要素

・食べる量より運動量の方が多いのでガリガリに細かった
 → サブスリー達成時の体重は49kgでした。(身長167cm)
 → 学生時代は食べても太らず40kgでした(笑)
・身体が細いと免疫力が低くなるので、風邪等に感染しやすい
・ギリギリのところまで追い込むので、靭帯炎や故障が当たり前の状態となる
・鉄分不足で貧血になりやすい

管理人が陸上部にいた頃やサブスリーまで追い込んでいた頃にいこれらの症状を感じました。

他のスポーツに関しても同様のことがいえるでしょう。

一流のアスリートの場合でも、環境が整っているから調整ができる

プロとして走る事でお金を稼いでいる人はストイックです。

吉田祐也選手(GMO)は揚げ物は食べないそうです。

逆に市山翼選手(コモディイイダ)はレース直前の朝に春巻きの写真がアップされていて盛大にお茶を噴きましたが…(笑)

彼らのように走る事が仕事の場合は、大なり小なり怪我や故障を抱える中でレースに出場することもあるでしょう…

学生に関しても全国レベルの大会や駅伝に強行出場するケースは見かけます。

結果がすべての世界であれば、体調不良を隠して出場場合もあるでしょう…

実際にそういう場面を見ることがあります。

徹底的な栄養管理やケアをしていますし、大会に向けてピークを合わせているので第一線で走れているのでしょう。

しかし、一流選手ですら健康維持が難しいケースもあります。

女子選手で多いのは、体重を管理するあまりに月経が不定期となったり止まることもあります。

ピークを合わせられずにDNS(不出場)となるケースもあります。

それだけフルマラソンの調整は難しいという事です。

健康的なランニングとは?!

ランニングの目的が記録や大会での成績ではなく、健康面の向上や維持に絞って説明していきます

健康的なランニングとは?!

・軽めのジョギングで良い
 → 軽く呼吸のテンポが上がる程度で会話ができるレベルでよい。
・距離は長めの方が良い(距離:5km 頻度:週5日程度)
 → 月間100km程度で充分です。

ざっくりを書きましたが、無理をしないことが大事です。

健康目的であれば、追い込んで走る必要ありません。

気が向いた時には7~10km程度走れると理想的です。

単純計算ですが、1歩1mと換算して10kmで1万歩です。

実際のストライドはゆっくりだともっと狭くなりますが、1万歩程度の運動量が適度だと考えています。

有名なインフルエンサーさんだからこそ、素人のお手本となって欲しい

有名なインフルエンサーさんであるなら、一般人へのお手本となって欲しいのです。

速さや強さ以前の問題なのです。

多様性のあるランナーさんに対して手本となって欲しいという意味です。

昔のテレビでは「よい子は真似しないでね。」というテロップを目にすることがありました。

それと同じでインフルエンサーさんの場合は、視聴者が競技者以外にも子供が見たり、お手本に真似をする人もいます。

体調不良で強行出場して、フルマラソン完走は超人並みに凄いです。

しかし、それを一般の人が真似して事故にでもなったらどうなるのでしょうか。

そこまでの影響を考えていなかったのだと思います。

美談とは思いませんが、インフルエンサーさんであれば情報配信する身として慎重に行動すべきだと思うのです。

引退してエンターテイナーとして活動していると表明しているなら特に周りへの影響を考えるべきだと思うのです。

インフルエンサーという言葉の通り…

再生数や注目度で収入が変化するシビアな世界であることは分かっています。

DNSとなるとスポンサーへのイメージの悪化もあるでしょう。

しかし、強行出場したことでスポンサーや協賛各社が喜ぶとも思えません。

自分もブロガーでランニングシューズオタクとしてレビューを書いている身として忖度なしの感想を書いていきたいと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は「フルマラソンは健康か不健康なのか?健康を保つ走り方は?元サブスリーランナーの見解」というテーマで記事を書いてみました。

この記事のまとめ

・フルマラソンは不健康である
 → 不健康な状態なら、一般人は出場すべきではありません…
・一流アスリートでも調整はギリギリのライン
・健康目的なら毎日5~10km程度ののんびりジョギングで良い。
 →月間100kmあたりが目安
・健康目的であれば、歩いたり走ったりの繰り返しでも良い。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

名前:るっく
年齢:50代
職業:会社員(SE)
ラン以外の趣味:ロードバイク・資産運用・節約
PB(フル) 2時間57分(2016年板橋Cityマラソン)
PB(ハーフ)1時間21分(2016年新宿ハーフマラソン)
ランニングシューズやグッズ、ロードバイク用品などなんでも忖度なしでレビュー記事を書きます。
レンタルでも構いませんので、提供していただけると嬉しいです。
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