前置き
東京マラソン同様に毎年気温に振り回されるレースです。
3月は天候が荒れる日もありますが、今年は快晴の中で開催されましたが、フルマラソン大会では暑かったかと思います。
管理人はTV観戦しました。
個人的なトピックスとしては以下の通りです。
①.佐藤早也伽選手(積水化学)日本人1位+大幅自己ベスト更新で世界陸上東京大会出場へ大きく前進!
→ 30歳となりベテラン選手の仲間入りした佐藤早也伽選手が日本人1位+大幅自己ベストを更新されました。
過去にはフルマラソンだと後半に大きく崩れたり、不運な転倒によるアクシデントに見舞われたり、運に見放されていた時期もありました。
クイーンズ駅伝でも2023年次は粘りの走りでMVPを獲得されましたが、2024年次は精彩に各走りでしたので、今回も後半に崩れてしまうのではないかと思っていましたが、良い意味で予想を覆してもらいました。
日本人1位+自己ベスト更新+ご結婚おめでとうございます。
②.五島莉乃選手(資生堂)満を持してフルマラソンに初出場するも、ほろ苦デビュー!
パリオリンピックでは10000mで日本代表となった五島莉乃選手が初出場で名古屋ウィメンズを出場しました。
チームメイトには、東京、パリオリンピック連続で日本代表となった一山真緒選手がいらっしゃるので、マラソンに関するノウハウが豊富なチームであると感じています。
どのようなレースとなるか楽しみでしたが、15km過ぎからは先頭集団と話される展開となりました。
好調時の五島選手のフォームとは異なる印象を受けたので、体調が万全ではなかったかもしれません…
デビュー戦で順調な場合、長く低迷するパターンもあります。
五島選手にとってはほろ苦いマラソンデビューだったかと思いますが、今後の成長が楽しみです!
今回は名古屋ウィメンズマラソン2025をTV観戦したので、上位選手が着用されたシューズに関して記事にしていきます。
日本人1位 佐藤早也伽選手(積水化学) 2時間20分59秒

着用していたシューズ:NIKE ALPHAFLY3

後半にしっかりと粘りの走りを見せた佐藤選手!
一度は外国人集団に話されかける展開もあったものの、2023年次のクイーンズ駅伝で魅せてくれた粘りの走りで、全体2位!日本人1位でゴールされました。
ここまでの道のりは辛い日々だったと思います。
後半に崩れることが多かったり、万全な体調で挑んでも転倒があったりと不運に見舞われることもありました。
しかし、屈辱から這い上がる選手の強さを感じることができました。
感動をありがとうございます。
日本人2位 上杉真穂選手(東京メトロ) 2時間22分11秒

着用していたシューズ:ADIDAS ADIOSPRO4

30kmあたりから先頭集団に千切られて苦しい展開となったものの、粘りの走りで前を行く加世田梨花選手(ダイハツ)を抜いて日本人2位+自己ベスト更新されました。
画像の笑顔が充実感溢れていて、こっちまでほっこりしました。
黄色いアディオスプロ4はカッコいいですよね!
私は初期のシルバーを所有していますが、アディオスプロ4は軽くて反発力が高くおススメの一足です!
所属移籍をしたり大変な時期もあったかと思いますが、ここで自己ベスト更新は大きな一歩だと思います!
今後の活躍に期待しています!
日本人3位 加世田梨花選手(ダイハツ) 2時間23分05秒

着用していたシューズ:NIKE ALPHAFLY2
優勝候補の一角の加世田選手は日本人3位という結果に終わりました。
順調な走りでしたが、私の記憶が間違いなければ25km過ぎに一度前の選手の足に引っかかり躓いたシーンが目に入りました。
転倒はしなかったものの、あのあたりからリズムが狂ったように見えました。
集団のコースミスに一番早く気付いて、声掛けしてしたり、1年前は鈴木亜由子選手の給水をサポートしたりと、周りに気配りができる素晴らしい選手です。
30km過ぎに崩れてしまうのは、マラソンではよくあることですし、故障などで精神的な葛藤もあったとのことでしたので、次のレースで飛躍されることを願います。
結婚で人生のパートナーを得られたことですし、今後の活躍が楽しみな選手です。
日本人5位 五島莉乃選手(資生堂) 2時間26分08秒

着用していたシューズ:NIKE ALPHAFLY3
これまでトラック競技中心の活動でした。
パリオリンピック10000m日本代表は記憶に新しく、クイーンズ駅伝では新谷仁美選手(積水化学)に同区間で勝ったりと、スピードもありロードレースでも強さを見せてくれた選手です。
満を持してフルマラソンチャレンジとなりましたが、序盤から着地にいつもの力強さを感じられずに苦戦しているように見えました。
15kmあたりから集団から出遅れ始めたものの、リタイヤすることなく2時間26分台で纏めたのは素晴らしいことです。
フルマラソンの洗礼は早めに受けた方が良いと個人的には思っています。
経験から学ぶことはたくさんあると思うので、次のレースが楽しみです!
番外編
大学駅伝で輝かしい成績を残してきた和田有菜選手(日本郵政グループ)も五島選手と同様にマラソンデビューでした。

着用していたシューズ:NIKE ALPHAFLY3
記録は 2時間28分39秒と初マラソンでは立派な成績かと思います。
ご本人としては不本意だったとは思いますが…
伸びしろが多い選手だと思っておりますので、まだまだ頑張って欲しいです。
上位着用率集計
1位:NIKE 4名 80%
2位:ADIDAS 1名 20%
5名中なんと4名がアルファフライを着用されていました。
加世田選手は旧型のアルファフライ2でしたが、他の選手はアルファフライ3を着用されていました。
昨今のマラソン大会の中で、ナイキユーザが少なくなったと感じていましたが、女子エリートランナーのナイキ着用率は相変わらず高いと感じました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「名古屋ウイメンズマラソン2025(2025年3月9日開催))上位者のランナーシューズ考察」という記事を書きました。
集計した中では圧倒的にナイキが占めていました。
一週間前に開催された東京マラソン2025では、日本人1位の安藤選手や、細田選手もアルファフライでした。
女性選手では、まだまだナイキの着用率が高いと感じました。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。