前置き
忍者走りを推奨や否定する記事ではありません。
理由は、骨密度、骨格、筋肉量、筋肉の質、癖に関しては千差万別です。
ご自身に合うフォームは、常に試行錯誤が必要です。
管理人も若かった頃と現在では走り方も修正しています。
しかし、頭ごなしにSNSや掲示板で忍者走りを否定する投稿を見かけます。
見た目は地味でカッコよいとは言えません。
しかし、実際に試してみると気付きもありました。
管理人が感じた感想を記事にしていきます。
※個人的な感想となりますので、異論は認めます。
忍者走りに関する賛否両論
個人的には安藤選手は大好きな選手の一人です。
2024年名古屋ウイメンズマラソンで自己ベスト更新+優勝は記憶に新しいです。
東京マラソン2025では、タイム的には平凡と言われています。
自己ベストでは上回るタイムを持つ細田あい選手を引き離した上で日本人1位なのですから、素晴らしい走りだったと個人的には評価しています。

メリットもたくさんあります。
忍者走りのメリット①:重心の真下で着地ができる。
ランニングエコノミーの一つとして、真下接地をすることが有効策の一つです。
身体の重心を真下で着地することで、足に余計な負荷を掛けずに少ない力で身体を前に進めることができます。
・重心を前にするとスピードは上げやすいが筋力を必要とします。
・重心が後ろの場合は、着地時にブレーキが掛かってしまいやすく効率が悪い
男性の場合は女性と比較して筋肉量が多いので、重心をやや前にすることで推進力を得やすくすることができますが、
多くの女性の場合はなかなか困難です。
女性選手に踵着地が多いのも理由の一つです。
腕の振り方こそ違うものの、大阪国際女子マラソンで日本人1位だった小林香菜選手(大塚製薬)も重心の真下で着地していました。
忍者走りのメリット②:上下動が最低限に抑えられている。
安藤選手の走り方の最大の武器はここにあります。
上下動が少なければ少ないほど、地面から受けるダメージを最低限に防ぐことができます。
管理人も上下動がブレない走り方を身に着けることを意識してフォーム改造に取り組んできました。
その過程で忍者走りも試してみましたが、上下動を抑えるという観点で理にかなっていると感じました。
忍者走りのメリット③:腕に余計な力が入らない
腕振りを振る上で一般的な走り方は、肘を曲げて走っているはずです。
私も同じです。
しかし、肘を曲げると当然腕に負担がかかります。
例えば、ピッチが1分間で100歩だとしたら、1分間に片腕でほぼ同じ回数の腕振りをすることになります。
60分で6000回
4時間で24000回腕を振ることになります。
肘を曲げることで腕の重みがかかるので、それだけ上腕三頭筋に負荷がかかります。
忍者走りの場合、腕を下げることから肘と上腕三頭筋にかかる負担を最低限にできると感じています。
忍者走りのメリット④:忍者走りは遅くはない
安藤選手は東京オリンピックでは10000mで出場されています。
オリンピックに出場できる実力が備わっているという事です。
ピッチ走法で使いこなせれば、忍者走りも有効なランニングフォームなのです。
忍者走りの活かし方①:ピッチ走法を心がける
ストライドを伸ばして走る方法では忍者走りのフォームは合いません。
ピッチを小刻みにすることが重要です。
腕振りの回数もストライド走法より増えるので、大きく手を振らず小刻みにするよう意識してみましょう。
忍者走りの活かし方②:肩と上腕三頭筋の力を抜く
手を振り子の原理にして腕を振るようにします。
肩と上腕三頭筋の力を抜いて、上腕二頭筋で後ろに手を引くようにすると自然と振り子のような腕振りとなります。
一般的な走り方の場合、上腕三頭筋を利用しますが、忍者走りの場合は上腕二頭筋の方を使う走りとなります。
管理人は上腕三頭筋を使った方が楽でした。
忍者走りを試す価値があるランナータイプ
少しは忍者走りに関して興味が出てきたかと思います。
では、忍者走りが合いそうなランナータイプをまとめてみます
・ピッチ走法向け
・腕振りでフォームが乱れやすい人
・上腕三頭筋が疲れやすい人
・上下動が少ない走り方の人
これらのタイプの方は試してみる価値があると思います。
管理人は実際に試してみてどうだった?
管理人は1カ月間、忍者走り縛りで試してみたことがあります。
元々がピッチ走法だったからです。
試行錯誤の結果、忍者走りよりも上腕三頭筋を使って腕を振ることで肩甲骨と骨盤を連動させて走る方が楽だと感じました。
決して否定するものではなく、管理人の走り方の癖によるものです。
忍者走りを心がける上で癖の修正が大変でした。
1カ月試してみて、癖の修正を意識すると余計にフォームが崩れてしまう結果となったので見送ることにしました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は賛否両論がある忍者走りについて管理人の見解を書いてみました。
・忍者走りは有効なランニングフォームの一つである。
・重心が真下に乗りやすい
・ピッチ走法向け
・上下動を抑えられる
・肩甲骨の動きが少なくなるため、走りにくくなる場合もある。
賛否両論がありますが、相性が合えばバチっとハマるフォームです。
誰もが取り入れやすいランニングフォームとは言えないので、使いこなせるランナーは限られます。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。