この10年でロードバイクパーツの価格上昇を顕著に感じています。
改めて振り返りつつ、個人的な意見を書きます。
フレーム価格もかなり上昇しました。
エアロ化が進み開発費用が嵩んでいるのは分かります。
製造に関する原料価格の高騰や人件費を考えれば多少の値上がりは許容すべきだと思っています。
それにしても私の許容範囲は越えています。
2015年モデルあたりからエアロロードが本格的に流行り出したと記憶しています。
私が大好きなLOOKの中でも795AeroLightがリリースされたのも2015年モデルです。
この頃は、コンポやブレーキに関する縛りが少なくて比較的融通がきいていました。
そして、最終的にハイエンドフレームに関してはブレーキのディスク化と電動化のみに舵切りをしたことに対しても抵抗感しかありません。
特に2020年あたりから急激な価格上昇があった印象です。
この頃から、ハンドルやステムに関してもフレームメーカーが開発したステム一体型のエアロハンドルが増えてきました。
シートポストも同様です。
ハンドル、ステム選びも楽しかった。
自由度が低くなったとつくづく感じつつ、価格上昇も著しくなったと感じています。
コンポーネントの技術革新による価格転嫁が止まりません…
コンポーネントも随分と高くなった印象です。
本音を言えば、自転車ってもっとシンプルなパーツ構成で良いと思うのです。
たしかに、電動化による正確なシフトチェンジは、昨今の機材トラブルが大幅に減った要因にもなっていることでしょう。
しかし、11S化以降は逆に重量が重くなっていませんか?
12Sまで進化したは良いけど、本当に必要なの?!と感じてしまいます。
それと引き換えに価格へと転化されていきドンドンと高騰…
私はそこまでついていくつもりはありません。
今や完成車で200万円
100万円でも高いと思います!
しかし、性能面で大きな違いも感じていたので良いと割り切ることができました。
しかし、その倍額までは私は許容できません。
世界的にインフレで物価が高騰しているのは分かりますし、半導体不足の影響もあるでしょう。
では、半導体を使わない機械式コンポでも良いのではないでしょうか。
コンポメーカーとフレームメーカーとが共同で値上げしているようにしか感じない。
彼らも商売だから常に売り続ける必要があるのは分かります。
だからといって、そこまで常に最新についていけるのはごくわずかです。
私ですらついていけないと考えるくらいです。
まとめ
さすがに価格高騰がエスカレートした印象が否めません。
色々な事情があるとは思いますが、学生さんでもアルバイトを頑張ったら購入できる程度の金額でミドルクラスのロードバイクが手に入る位に戻してほしいです。
原付バイクより高額な自転車となると学生さんもさすがに購入に躊躇するでしょう。
サラリーマンだとしても、お小遣い制の場合は、それを貯めて買う人もいるでしょう。
さすがに200万円となると、乗用車が買える価格になるのでおいそれと購入できるものではなくなります。
それでも、一流のプロが乗るレース用の機材が200万円と考えると安いという人もいるのかもしれませんが…
少なくても私はついていけません。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。