驚愕の女子マラソン世界新更新!!
ベルリン・マラソンが2023年9月24日ドイツ、ベルリンで行われました。
男子はエリウド・キプチョゲ選手が危なげなく優勝しました。
驚いたのは、女子です。
新谷仁美選手の日本記録更新で注目されましたが、残念ながら記録更新はなりませんでした。
それ以上に驚いたのが、エチオピア出身のティギスト・アセファ選手が2時間11分53秒の世界新記録を樹立されました。
昨春の初マラソンでは、2時間34分1秒という平凡なタイムでしたが、そこから一気に23分も短縮!
これまでの世界記録はケニア出身のブリジット・コスゲイ選手の2時間14分4秒なので、2分以上も更新する誰もが驚く世界新記録です。
彼女の足元を支えたのはアディダス アディゼロ アディオスプロ EVO1でした。
このシューズに関するレビューは、先日書きましたので↓をご参照ください。
やっぱりスーパーシューズでしたね。
これまでの厚底カーボンシューズの性能に超軽量さをプラスしたまさに無敵のスーパーシューズです。
彼女の世界記録樹立をスーパーシューズがアシストした結果となりました。
心からおめでとうございます。
新谷仁美選手を批判してはいけない!
MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)を回避してまでベルリンマラソンでの日本新記録更新を目指していました。
しかし、結果は日本記録更新はおろか、自己ベストにも遠く及びませんでした。
シューズは同じくAdidas Adizero AdiosPro Evo1が履かれていましたが、事前調整は万全でも当日へのピーキングの難しさを痛感しました。
日本でどれだけのコンディション作りをしても、ピークの合わせ方次第なのだと感じました。
ボストンは相性が良いコースと仰っていましたし、ピークを合わせやすかったのだと思います。
ベルリンとはその点が大きく違っていたのでしょう…
東京五輪の時も新谷選手はピーキングの合わせ方が上手くいかなかった印象を受けました。
本人が背負い込みやすい性格だと思われます。
今回も色々なものを背負い自らにプレッシャーをかけてきました。
だからこそ、結果はどうであれ胸を張って欲しいです。
あなたは頑張った。
ただ、今回は運が悪くピークを合わせきれなかった。
その力を存分に発揮できれば、日本人でも2時間16分あたりは目指せるのではないかと思っています。
気分を新たに出直してほしいです。
そして、オリンピックのマラソンで日の丸を背負うあなたが見たいです!
まとめ
驚くのような世界新記録にビックリしました!
しかし、現実的にフルマラソン1回で寿命を迎えるスーパーシューズは定価の半額になっても私には買えません。
価格があまりにも高過ぎます。
それでも、アルファフライ2を皇居ランで使うようなお金持ちの市民ランナーさんは買うと思いますが…
私は現時点ではレース用シューズはアディオスプロ3を使う予定です。
ティギスト・アセファ選手世界新記録樹立おめでとうございます!
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。