前置き
ランニング初心者さんに特におすすめのシューズです!
NewBalance FuelCell Propel V4は旧モデルで、現在はNewBalance FuelCell Propel V5が発売されております。
↓にレビュー記事を書いておりますのでよければ一緒に見てください。
旧モデルとはいえ、とてもお気に入りのシューズで在庫処分セールで安くなっていることから、記事を更新しました!
結論:買って良かったと心から思うシューズでした。
本記事のポイントを↓の通りにまとめてみました!
・同価格帯シューズの中では最もコスパが高い(お手頃価格)
※旧モデルとなったので、今なら在庫処分でさらに安い!
・衝撃吸収性が高い事
・反発力と推進力のバランスが良い。
・初心者でも扱いやすい
・上級者の練習用シューズとしても対応可能
本記事では、スペックや実走した感想を深掘りしていきます。
久々のスマッシュヒットシューズです。
人生初の厚底カーボンシューズは、ヴェイパーフライでした。
ヴェイパーフライで、初めて走った時にこれまでの薄底シューズで培った経験を覆す衝撃を受けました。
その時と同じくらい衝撃がありました。
同価格帯のシューズの中で、反発性と推進力、衝撃吸収性のバランスが非常に良いです。
初心者のレース用~上級者の練習用としてピッタリのシューズだと感じました。
私は20km以内のジョギング用としてメインに使っています。
色がブラックなので通勤ラン用としても愛用しています。
スペック
構造
ミッドソールにはFuelCellフォームが全面で採用
初心者ランナーの場合は、走力に対してカーボンプレートの場合は硬すぎて推進力を得られることができない場合があります。
プロペルV4に内蔵されているTPUプレートであれば、カーボンプレートと比較して柔らかめですので、初心者さんでも推進力を得ることができます。
反発力がやや強いシューズで、しっかりミッドソールを踏み込んであげると弾みます。
日常のランニングでの使用してみると、ちょうど良い推進力に感心させられます。
LSDで軽めに走っていても、衝撃を吸収しつつ、推進力を感じることができるので、楽しく走れます!
ウォーキングシューズとして使うと、シューズ自体が弾むので最初は違和感を感じるはずです。
しかし、慣れてくるとトランポリンみたいな感覚が楽しく感じるはずです。
サイズ感
FuelCell Propel V4は、他社と比較して、やや大きめの作りとなっています。
現在使用中のNewBalance FUELCELL PROPEL V4は、26cmを購入しましたが少し大きめです。
但し、買い替えたいという程ではありませんので、履き続けます。
リピート買いする際は、25.5cmにしたいと思います。
ミッドソール
ミッドソールに採用されているFuelCellフォームは、ナイキのZoomXやPUMAのNITROフォームと同様に柔らかめです。
モチっとした踏み心地でありつつ、びよーんと伸びる反発力も感じます。
他社のシューズで似たような感覚を思い起こしてみると、ナイキのエピックリアクトがリリースされたときに「ふわ・かる・びよーん」というキャッチフレーズでしたが、まさにプロペルV4の為の表現だと感じました。
さらに、ZoomXと比較して不安定感は感じません。
300km走りましたが、ミッドソールのへたり感は無いので耐久性は高いです。
推進力の印象は、ズームフライ以上ヴェイパーフライ未満で絶妙なバランスです。
アッパー
通気性はそこまで良いとはいえませんが、フィット感は悪くはありません。
ニットアッパーのような伸縮性はありませんが、ランニング中に靴がバタつく感覚は無く標準的なランニングシューズのフィット感に近いです。
SuperComp Elite V3はニットアッパーを採用しており、吸い付くようなフィット感ですが、PROPEL V4ではそこまでのフィット感は得られません。
お値段的に不満は無いけど、欲を言えば重さを感じる一因に厚みがあるアッパーにあるのかもしれません。
ハイエンドシューズとの棲み分けがここにあると感じました。
踵部
特に違和感はありません。
無難な印象です。
シューレースでしっかり固定すれば問題ありません。
ここからは実走して感じたことを書きます。
各項目10点満点評価です。
①衝撃吸収性
9.5点
FuelCellフォームの素晴らしさは衝撃吸収性の高さです。
前述したように着地時にフワモチっとした感覚は、ナイキのZoomXやPUMAのNITROフォームよりさらに上を行く感覚です。
最近のシューズはここまで柔らかさを感じられるようになったかと感心します。
クセになる感覚です。
②反発性・推進力
7点
③耐久性(寿命)
8点
④グリップ
9.5点
総合
34点/40点満点
NewBalance FuelCell Propel V4のまとめ
一言でいうと、「即買い推奨シューズ」です。
ハッキリと書きますが、超高コスパでお値段以上のシューズです。
同価格帯で他社のシューズと比較しても、ずば抜けて優れています。
優れている点は、以下の通りです。
非常にバランスが取れた良いシューズです。
ランニング中級者が本気練習で使う際にも、活躍しそうです。
ウェット性能が高いプレート内蔵シューズって意外と無いので、雨の日ランニングにも適しています。
少し水分の吸い込みが多いので、重量がプラスになる可能性がありますが。。。
4分台前半で違和感なく走れるシューズなので、テンポ走にも使えるでしょう。
初心者でもハーフマラソンあたりの距離までならレース用としても向いていると感じました。
フルマラソンで使うには、重量が気になります。
反発力と推進力に関して、エリートランナー用モデルと比較するとマイルドなので、初心者で完走~サブ4.5あたりのランナーであれば、良い相棒になってくれるはずです。
サブスリー以上のエリートランナーは、練習用として活躍してくれるでしょう。
ハイエンドシューズと比較して、反発も推進力もマイルドなのでとても扱いやすいです。
PROPEL V4は従来までのSUPERCOMP TRANER(V2含む)やELITE V3とは走ってみて別の設計だと感じます。
スーパーコンプトレーナーやスーパーコンプエリートV3は、シューズの設計が前傾姿勢なりますが、PROPEL V4では前傾姿勢というよりもニュートラルな姿勢となります。
PROPEL V4で走ってみた感覚として、SUPERCOMP ELITE V4と感覚が近いシューズであると感じています。
スーパーコンプエリートV4について、記事を書きましたので、良ければご参照ください。
ヴェイパーフライやアディオスプロと同じ接地感覚を練習に使えるのがこのシューズの懐の広さです。
強烈な推進力はありませんが、デイリートレーナー用として日々のトレーニングで上級者なら中程度の強度までなら問題ないでしょう。
私は気に入ったシューズはリピート買いするタイプです。
・ルナスパイダーは、5足以上
・ディヴィエイトニトロは、3足目です。
NewBalanceのランニングシューズは不人気なのか、価格の下落が早いです。
↓でも定価より安く買えますので、是非とも購入してみてください。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。