前置き
最終更新日2024年4月10日
東京マラソン2023完走後に購入した「ForeRunner 265」ですが、使用してみて気付いたことや新たな発見がありましたので、改めてレビューを書くことにしました。
過去に私が所有してきたランニングウォッチ遍歴についても記事を書いております。
※本記事には広告が含まれております。
◎ AMO LEDディスプレイは見やすい!
ForeAthlete745(以下745)から買い替えて一番良かったことはAMO LEDディスプレイは見やすい!
745利用してた頃は、特に夜や早朝で周りが暗いと細かい字が見えない…
年齢的な壁ですが、アラフィフになるとクッキリ表示されないと視認性が…
AMO LEDディスプレイになって、夜間や早朝で周りが暗くても視認性が圧倒的に上がりました!
◎ GPS捕捉速度が圧倒的に向上した。
「Forerunner 265」はGNSSマルチバンドを採用しております。
745でもかなりGPSのキャッチは早くなったと感じていましたが、不安定さもありました。
265に買い替えてから、不安定さを感じたことは一度もなく、安定してGPSを捕捉するようになりました。
体感ですが10~15秒程度でキャッチしてくれるので、走り始めと同時に計測してくれます。
これまではGPSを測位するまでに数分待つこともあったり、いつまでも測位されずに諦めることもありました。
GarminForeRunner265になってからは、アクティビティを起動したら測位完了メッセージを待たずにすぐに走り出すことができます。
買い替えて良かったと思える点です。
◎ バッテリー稼働時間が長くなりました。
サイレントモードを使用すると、1日で5%程度しか消費しない日もあります。
仕事中にスマホからの通知を時計から受け取りたくないタイプなので、業務中と就寝中にサイレントモードをオンしています。
走らない日は、多くても10%程度しか消費しません。
ランニング10km程度とスマートウォッチとして、日常的な使用をしても-15%なので、充電ペースは4日に一度くらいです。
※50%下回ったら心配性なので充電するようにしています。
745所有時は、毎日寝る前に充電していました。
745の場合は1時間前後で充電が終わるのでそこまで不満はありませんでしたが、出張や外出していると不安になることがあったので、そのような不安も払しょくされました。
稼働時間に関してもランニングウォッチの中で最強だと思っています。
◎ 心拍数の計測精度は、ソフトウェア更新により大幅に改善されました!
第5世代の心拍計はセンサー数が増えたので購入当初は随分改善されたと感心しましたが、いつの日か高めに表示されるようになりました。
チェストバンド式心拍計と比較すると30bpm以上も高く表示されることもありました。
また、サウナでも使用していますが、水風呂に入っていると異常な心拍数まで上昇しているので半ばあきらめかけていました…
2024年3月18日に配信されたV18.22にて配信されたソフトウェア更新にて大幅に改善されました。
完璧に正確な心拍数を記録させるなら、光学式よりチェストバンド式をおススメします。
チェストバンドに関する記事を追加しました。
はじめてのランニングウォッチの購入を検討している方へ
いきなりForeRunner265を買うのは、躊躇してしまうかもしれません。
最初はForeAthlete55のような安価な時計の方が良いと考えるランナーも多いでしょう。
しかし、長期的に使ってみると必ず不満が出てきます。
私も自分自身が同じ道を通り、結論としてミドルレンジ以上のランニングウォッチがベストであるという結論に至りました。
※GARMINよりFORERUNNER165がリリースされました。
レビュー記事を書きました。
Garmin各モデル比較表
ForeAthlete 55 | Forerunner 265 | Forerunner 965 | |
---|---|---|---|
発売日 | 2021年6月17日 | 2023年3月2日 | 2023年4月3日 |
価格 | 32,000円 | 62,800円 | 84,800円 |
サイズ | 42x42x11.6mm | 46.1 x 46.1 x 12.9 mm | 47.2×47.2×13.2mm |
重量 | 37g | 47g | 53g |
ディスプレイ | MIP | AMOLED | AMOLED |
ディスプレイサイズ | 直径1.04インチ | 直径1.3インチ | 直系1.4インチ |
解像度 | 208×208 | 416 x 416 | 454×454 |
防水 | 5ATM | 5ATM | 5ATM |
バッテリー(スマートウォッチモード) | 14日間 | 13 日間 | 23日間 |
バッテリー(GPSモード) | 20時間 | 20時間 | 31時間 |
GPS | GPS/GLONASS/みちびき/Galileo | 2GPS/GLONASS/みちびき/Galileo | 2GPS/GLONASS/みちびき/Galileo |
マルチバンド周波数 | – | ◯ | ◯ |
各種センサー | 加速度計 | 気圧高度計/コンパス/ジャイロセンサー/ 加速度計/血中酸素トラッキング/ 上下動/接地時間/パワーメーター | 気圧高度計/コンパス/ジャイロセンサー/ 加速度計/血中酸素トラッキング/ 上下動/接地時間/パワーメーター |
光学式心拍計 | ◯ | ◯ | ◯ |
音楽プレイヤー | – | 500曲(Musicモデル) | 2000曲 |
電子マネー | – | Garmin Pay/Suica | Garmin Pay/Suica |
価格的な差は大きいですが、以下のポイントを見ていただくと、ForeRunner265が優れているかが分かります。
中級者レベルになると、上下動・ピッチ・接地時間を分析していくこともあります。
ロードバイク乗りであれば、高額機械でお馴染みのパワーメーターが、ランニングウォッチにも搭載されるようになりました。
以前からランニングの出力を分析するためにもパワーメーターが欲しいと思っていました。
単純に、マラソン完走が目標であればForeAthlete55で充分です。
しかし、その上のレベルアップを狙っていくうちに必ず不満が出てきます。
走った距離とペースを記録する程度であれば、ローエンドでも良いと思います。
しかし、ForeRunner265であれば、こんな使い方もできます。
・音楽プレーヤー内蔵(MP3対応・Bluetoothイヤホンとペアリング)
→ お気に入りの曲を転送しておけば、音楽を聴きながらトレッドミル(ルームランナー)で走れます。
・Suica機能を利用すれば、ランニング中に財布や小銭を持つ必要がなくなる。
→ 補給食を買う時や、トラブルで公共交通機関を利用したくなった場合に便利
私自身が心拍数のみが計測できるランニングウォッチからのスタートでした。
Garminを購入後、自分の走り方やランニングエコノミーについて研究し、サブスリー達成することもできました。
初心者だからこそ、ミドルレンジ以上の機種からのスタートで良いと感じています。
↓の記事は、私がこれまで使用してきたランニングウォッチ遍歴です。
比較表にも書きましたが、さらに3万円上乗せしてForeRunner965を購入する必要はないと思います。
よくあるのが、下位モデルから購入したものの、結果として上位モデルを購入することになるのは、ランニングウォッチ以外でも良くあることです。
検討に検討を重ねて、265は買って良かったと思えるスマートウォッチです。
FORERUNNER165も性能がかなり向上されたので、おススメですが都市部やトレイルランニングをするならGNSSマルチバンド対応のFORERUNNER265を強くおすすめします!
ForeAthlete745やForeRunner255から、ForeRunner265への買換えがおススメです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はGARMIN FORERUNNER 265を一年間使用してきましたので、レビュー記事を投稿しました。
・AMOLEDの視認性向上は中年ランナーだからこそありがたい!
・バッテリー稼働時間が過去モデルと比較して長くなりました。
・心拍数の計測精度は2024年3月18日配信されたv18.22にて大幅に改善された。
・GNSSマルチバンドは、GPSの計測精度が向上されているので、ビルや山間部などの遮蔽物が多い場所で利用するランナーにはありがたい機能です。
これらのポイントを踏まえた上でGarmin ForeRunner265は、おススメできるランニングウォッチです!
一時期COROS(カロス) Pace2に一旦浮気をしました。
しかし、Garminの使い勝手の良さが優秀なので、ForeAthlete 745に3カ月で買い替えました。
ForeAthlete 745でも満足していましたが、ForeRunner 265に買い替えてさらに満足しています。
ForeRunner 265は音楽プレイヤーやSuica機能を内蔵しているのでスマートウォッチとしても手放せないアイテムです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。